はじめに
2025年ドラフト1位、創価大学のスラッガー 立石正広。
大学通算 OPS 1.048、4年時は OPS 1.350 を叩き出し、2025年ドラフト野手の中でもトップ級の打撃指標を持つ選手です。
この記事では
- 高校・大学の詳細成績
- NPBレベル補正
- プロ1年目の成績予測
を、当サイトのキャラクター3名の視点とともに分析します。
プロフィール
- 名前:立石 正広(たていし まさひろ)
- 生年月日:2003年11月1日(山口県出身)
- 身長/体重:180cm/87kg
- 投打:右投右打
- 経歴:高川学園高 → 創価大学
- 守備位置:二塁・三塁が中心(外野も経験あり)
- 50m走:6.0秒台前半とされる俊足
- 日本代表歴:大学日本代表に2度選出、国際大会でも4番を務める
恵まれた体格とユーティリティー性に富んだ選手と言えそうです。

打撃・守備・走力のバランスが良く、「一塁専ではない中長距離砲」として総合指標で伸びやすいプロファイルですね。

右のガッチリ体型で足もあって二遊間も守れるって、阪神ファンが大好物の“ロマン枠ドラ1”って感じやなあ。

入団時点でスペックがかなり整ってる若手なんで、「どのポジションで、どこまでOPSを伸ばせるか」がめちゃくちゃ楽しみなタイプですね。
立石正広のアマチュア通算成績(高校・大学)
▼ 高校時代(高川学園)
| 年度 | 打率 | 試合 | 打席 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 三振 | 四球 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019 | .273 | 5 | 11 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | .273 | .364 | .637 |
| 2021 | .375 | 7 | 24 | 9 | 3 | 1 | 2 | 11 | 5 | 5 | 2 | .483 | .833 | 1.316 |
| 通算 | .343 | 12 | 35 | 112 | 4 | 1 | 2 | 13 | 5 | 5 | 2 | .425 | .686 | 1.111 |
▼ 大学時代(創価大学)
| 年度 | 打率 | 試合 | 打席 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 三振 | 四球 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | .214 | 13 | 42 | 9 | 0 | 2 | 1 | 9 | 10 | 0 | 1 | .214 | .381 | .595 |
| 2023 | .442 | 22 | 77 | 34 | 6 | 0 | 7 | 19 | 16 | 11 | 7 | .511 | .792 | 1.303 |
| 2024 | .315 | 37 | 127 | 40 | 7 | 0 | 6 | 23 | 25 | 22 | 9 | .416 | .512 | .928 |
| 2025 | .386 | 13 | 44 | 17 | 5 | 0 | 5 | 16 | 9 | 11 | 3 | .509 | .841 | 1.350 |
| 通算 | .345 | 85 | 290 | 100 | 18 | 2 | 19 | 67 | 60 | 44 | 20 | .431 | .617 | 1.048 |
大学通算打率 .345/OPS1.048と、高い打率と長打率を誇っています。

立石選手は四球44、三振60と
“やや三振多め+四球しっかり取れるタイプ”です。
出塁率.431はドラ1野手の中でもトップ層に入ります。

選球眼がええのはほんま助かる!阪神は選球眼ええ右打者少ないからのう〜。
守備も堅実やし、1年目から使いたいわ。

四球が取れる=プロでの適応が早い、って最近の傾向でも言われています。
大学4年OPS1.350は“NPB2軍なら無双レベル”ですよ!
来季成績予想
前回の記事で整理した通り、プロ1年目で100打席以上与えられた場合
立石選手がどれくらいの成績を残すかを予想していきます。
- パターン①:大卒野手全体の平均OPS比 → 約0.770倍
- パターン②:阪神に入団した大卒野手の平均OPS比 → 約0.809倍
に加えて、本記事では
- パターン③:大学時代の同一リーグ出身選手のOPS比 → 約0.697倍
という「同一リーグ基準」のパターンも参考用として追加します。
※ただし、この係数は直近10年間で条件を満たした同一リーグ出身選手が門脇 誠選手ただ1人という、極端にサンプル数が少ないデータから算出されている点に注意が必要です。
立石選手の大学通算OPS=1.048なので、単純に係数を掛けると以下の3パターンになります。
- パターン①:1.048 × 0.770 ≒ 0.807
- パターン②:1.048 × 0.809 ≒ 0.848
- パターン③:1.048 × 0.697 ≒ 0.731
これだけのOPSを残せるならいずれのパターンでも400〜450打席前後は与えられると想定できるので、その前提で話を進めたいと思います。
また、このOPSを軸に ±0.030程度のブレ を想定し、レンジとして成績イメージを出します。
◾️パターン①:大卒野手全体の平均としてみた場合
- 中心OPS:
- 0.807前後
- 想定レンジ:
- OPS .777〜.837
このレンジに収まると仮定した場合、400〜450打席を想定した打撃イメージは次の通りです。
- 打率:.250〜.270
- 本塁打:8〜14本
- 出塁率:.320〜.340
- 長打率:.460〜.500
大卒1年目の選手としては申し分ない成績ですね!
本当にこのような成績を残してくれたら虎党は歓喜だと思います笑

大卒全体の平均係数でも中心値がOPS.807前後と、即戦力内野手としては十分高水準です。守備ポジションを考えると、WAR換算でも1〜2勝程度は見込めるラインだと評価しています。

OPS.800前後やったら、もう「右の主力候補」やなあ。打率2割5分に二桁ホームラン乗ってきたら、レフトかサードでガマンしてでも使いたい成績やでホンマ。

このパターンだけでもかなりポジティブですね。1年目でOPS 0.800付近なら、2〜3年目に.850〜.900を狙える“伸び代ゾーン”にしっかり乗ったな、って印象になります!
◾️パターン②:阪神の大卒野手平均としてみた場合
- 中心OPS:
- OPS 0.848前後
- 想定レンジ:
- OPS .818〜.878
同じく400〜450打席前後を想定した打撃イメージは、次のようになります。
- 打率:.260〜.285
- 本塁打:10〜18本
- 出塁率:.335〜.365
- 長打率:.480〜.520
既存の選手に見劣りしないどころかクリーンアップとして見ても上位の成績となります。

阪神の大卒野手に限定した係数では、中心値がOPS.848前後と、明確に主力級のレンジに入ってきます。サンプルは5人程度と多くはありませんが、“阪神のスカウティングと起用法は大卒打者の落ち幅が小さい”という傾向を反映したパターンと言えます。

打率2割8分に乗せてホームラン15本くらい打ってくれたら、もう立派な中心選手やなあ。佐藤・森下と並んでクリーンアップ任せられるし、黄金時代や!って騒げる数字やな。

パターン②は「阪神環境で上手くハマったらここまで行く」という上振れ寄りのシナリオですね!ここにどれだけ近づけるかで、将来的に“リーグトップクラスの打者になるかどうか”の分かれ目になりそうです。
◾️パターン③:同一リーグ(東京新大学野球連盟)出身選手と同じ水準と想定した場合
- 中心OPS:
- OPS .731前後
- 想定レンジ:
- OPS .701〜.761
同じく400〜450打席を想定した打撃イメージは、次の通りです。
- 打率:.240〜.260
- 本塁打:6〜12本
- 出塁率:.310〜.335
- 長打率:.390〜.430
3パターンの中では一番低い成績ですが、プロ1年目の選手として見れば十分でしょう。

レンジ.701〜.761であれば、二塁・三塁を平均以上に守れる前提なら十分プラス評価の打撃成績です。

打率2割5分前後でもええから、1年目で10本くらいホームラン打ってくれたら「おっ、来年さらに伸びそうやな」ってニヤニヤできる数字や。
守備と走塁でしっかり貢献しつつ、2年目以降に打率と本塁打数を増やしていけたら理想やと思うで。

パターン③は“現実的なボトム〜中位ライン”って感じですね。このゾーンからスタートして、数年かけてOPS0.800以上を目指す成長曲線も全然アリだと思います。
ポジションはどこになる?
次に、スタメンで起用される場合守備位置がどこになるかを予想します。
◾️アマチュア時代の守備適性(おさらい)
- 大学では主に 二塁・三塁 を守り、外野も経験あり
- 強肩とフットワークが評価され、「二塁手としても本職レベル」と複数スカウトがコメント
- 50m6秒台前半の俊足で、守備範囲も広いタイプ
=内外野どちらにも振れる“動ける右のスラッガー” というプロファイルです。
◾️現状の阪神スタメン事情
- 捕手:坂本誠志郎
- 一塁:大山悠輔
- 二塁:中野拓夢
- 三塁:佐藤輝明
- 遊撃:木浪聖也or小幡竜平or熊谷敬宥
- 外野:近本・森下がほぼ固定、残り1枠を前川らが争う形
内野のレギュラーは概ね固まっているものの、
- 中長期的には「大山・佐藤の次の世代」をどうするか
- 二塁中野のコンディション管理とバックアップ確保
が課題になってくるポジション構成です。
◾️立石はどこが一番フィットしそうか?
短期的なイメージ
- 1〜2年目:
- 二軍では二塁・三塁を中心に守りつつ、外野も少しずつ経験
- 一軍では「右の代打+終盤の二塁・三塁守備固め」からスタート
中期的なイメージ
- 3〜5年目:
- 佐藤を外野に回すプランが現実味を帯びてくれば、
三塁・立石 という構図も十分想定できる - 逆に二塁で中野のバックアップ兼レギュラー争いに食い込むパターンもあり
- 佐藤を外野に回すプランが現実味を帯びてくれば、
まとめると
初期配属は二塁・三塁のどちらか(あるいはその両方)で、
「将来的にどこをレギュラーにするか」は
大山・佐藤・中野の年齢とチーム事情次第。
というのが現時点でのバランス感だと考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
- 立石正広は、大学通算OPS ≒ 1.048・リーグ通算19本塁打の大学No.1右打ち内野手
- 前回の記事で整理したOPS比を当てはめると、
- パターン①:1.048 × 0.770 ≒ 0.807前後
- パターン②:1.048 × 0.809 ≒ 0.848前後
- パターン③:1.048 × 0.697 ≒ 0.731前後
- 守備は二塁・三塁が本職で、俊足と強肩を活かせるポジションがベース。
阪神の現有戦力を考えると、当面は「三塁/左翼の併用+将来のレギュラー候補」と見るのが妥当。
この3つのパターンとポジションの整理を頭に入れておくと、
来季のオープン戦や二軍での打撃成績を見たときに、
「今のOPSはどのパターンに近いのか?」
「どのポジションで数字を上積みしていけそうか?」
という視点で楽しめるはずです。


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