はじめに
9月9日、甲子園での広島戦は1対3で敗戦。AI予測は「阪神3対1で勝利」でしたが、スコアがそっくり裏返る結果になりました。0対0で進んだ7回に3点を失い、9回の森下翔太選手の一発だけでは追いつけなかった一戦です。この記事では、なぜ7回に均衡が破れたのかを数字で振り返りながら、髙橋遥人投手の内容や救援陣の踏ん張りも含めて整理していきます。

こんばんは、TAIgaだよ。今日の甲子園は1対3。6回まで両先発が0を並べる緊張感のある試合だったけど、7回に菊池選手と中村奨成選手のタイムリーで3点を失ったんだ。9回に森下選手が33号ソロを打ち返してくれたけど、あと一歩届かなかったね。42,590人の大観衆の前で悔しい夜になったけど、中身をしっかり見ていこう。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 12 |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 6 |
勝利投手は床田寛樹投手(8回106球4安打無失点、今季7勝目)、セーブは森浦大輔投手(20セーブ目)、敗戦投手は髙橋遥人投手(今季3敗目)でした。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神が勝利 | 1対3で敗戦 | × |
| スコア | 阪神3-1広島 | 阪神1-3広島 | × |
| 先発投手の成績予想 | 髙橋 7回2安打1失点10奪三振 | 6回1/3・8安打2失点5奪三振 | ○ |
| 注目選手の成績予想 | 佐藤輝 4打数2安打1本塁打2打点 | 4打数2安打0本0打点1盗塁 | ○ |
| スタメン予想 | 6番左翼に髙寺、7番捕手に坂本 | 6番左翼は前川、7番捕手は伏見 | ○ |
勝敗もスコアも外し、しかも予測した3-1がそのまま逆向きに出るという、答え合わせとしてはなかなか厳しい一日になりました。一方で髙橋投手の失点2、佐藤輝明選手の2安打は数字として近い着地でした。

私が読み違えたのは床田投手の攻略難度です。対阪神は今季3登板0勝2敗・防御率3.00という数字から3点前後は奪える計算をしていましたが、実際は8回を106球、被安打4、与四球1に抑えられました。1イニングあたり13.3球という省エネぶりで、こちらが早いカウントから打たされ続けた形です。もう一点、髙橋投手の被安打を2本と見積もったのも過小でした。実際は8安打を許しながら無四球で粘る内容で、失点2という結果は予測どおりでも、過程はまったく違う投球でした。広島打線の12安打はいずれも長打1本のみ、単打を丁寧につながれた形で、三振で終わらせられない打者が並んでいた点は評価すべきだと考えています。
試合ダイジェスト
序盤は予測どおりの緊張感でした。髙橋投手は初回、中村奨成選手に安打を許しながらも後続を断ち、阪神も1回裏に近本光司選手が左前打で出塁するも得点には至りません。以降、床田投手のカットボールに詰まらされる打席が続き、6回終了時点でスコアボードには0が並びました。
均衡が破れたのは7回表です。この回、髙橋投手は先頭から走者を背負い、1死一二塁で2番の菊池涼介選手にレフトへの適時二塁打を許して先制点を献上。ここで髙橋投手は111球でマウンドを降り、木下里都投手にスイッチします。しかし1死二三塁の場面で3番・中村奨成選手にレフト前へ運ばれ、この日4安打目となる2点タイムリー。わずか数分で0対3となりました。
反撃は9回裏。1死から森下翔太選手が森浦投手の初球からの2球目を捉え、打球はバックスクリーンへ。今季33号のソロ本塁打で1点を返しましたが、追撃はここまで。後続が倒れ、1対3で試合終了となりました。

7回や。あの回の一二塁は、四球でもエラーでもなく全部単打で作られたもんやからな。111球目まで来た遥人に、あそこで菊池と中村奨がしっかり付いてきよった。ワシが見とった限り、広島の若いのは初球から積極的に振ってきて、遥人の球数を序盤から増やしにかかっとった。中村奨に至っては5打数4安打や。これはもう相手を褒めなしゃあない。それにしても床田の106球で8回はきれいすぎるわ。こっちが打ち急いだんもあるけどな、あんなん見せられたら悔しいに決まっとるやろ。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1 (中) | 近本 光司 | 4打数1安打 | 初回に左前打、以降は床田のカットに封じられる |
| 2 (二) | 中野 拓夢 | 3打数無安打1犠打 | 初回に投前送りバント、内野ゴロ2本と最後は空振り三振 |
| 3 (右) | 森下 翔太 | 4打数1安打1本塁打1打点 | 9回にバックスクリーンへ33号ソロ、意地の一発 |
| 4 (三) | 佐藤 輝明 | 4打数2安打1盗塁 | 4回と9回に中前打、打率は.322まで上昇 |
| 5 (一) | 大山 悠輔 | 4打数無安打 | 遊飛・右飛・遊直と当たりは出るも正面を突く |
| 6 (左) | 前川 右京 | 4打数1安打 | 7回に右翼線へ二塁打、この日の得点圏の起点 |
| 7 (捕) | 伏見 寅威 | 2打数無安打1四球 | 5回に四球で出塁、髙橋との初回からの配球は的確 |
| 8 (遊) | 元山 飛優 | 3打数無安打 | 三邪飛と右飛、下位でつなぎ切れず |
打線で明確に仕事をしたのは佐藤輝明選手と森下翔太選手の3・4番コンビでした。佐藤輝選手は4回と9回に中前打を放って4打数2安打、さらに盗塁も記録して打率を.322に伸ばしています。打点こそつきませんでしたが、床田投手から2安打を打った打者はチームでこの人だけです。
森下翔太選手の33号は、9回に守護神・森浦投手から放った文句なしの一発でした。打率は.300ちょうどをキープしており、3割・30本を同時に達成しているのはリーグでも限られた打者だけです。
そして意外な収穫が9番・髙橋遥人投手の打席でした。5回に右翼線へきれいな二塁打を放ち、この日チームで2本しかない長打のうち1本が投手のバットから生まれた形です。前川右京選手の右翼線二塁打とあわせ、長打はこの2本のみ。打線としては12安打の広島に対し6安打と、内容でも押し切られた一日でした。
投手
| 投手(勝敗・S・通算成績) | 成績 |
|---|---|
| 髙橋 遥人(敗・今季13勝3敗/防御率1.94) | 6回1/3・111球・8被安打・0与四球・5奪三振・2失点 |
| 木下 里都(防御率1.79) | 2/3回・22球・2被安打・0与四球・2奪三振・1失点 |
| 岩崎 優(防御率2.58) | 1回・15球・1被安打・0与四球・1奪三振・無失点 |
| ドリス(防御率1.67) | 1回・16球・1被安打・0与四球・2奪三振・無失点 |
髙橋投手は8安打を浴びながら四球ゼロという内容で、6回まで無失点。111球のうち大半をゾーン内で勝負し続けた結果としての被安打で、制球を乱して自滅したわけではありません。7回の一二塁も単打2本で作られたもので、勝負どころで打線が1点も援護できなかったことのほうが、この試合の敗因としては大きいでしょう。今季13勝3敗、防御率1.94という数字は依然としてリーグ最高水準です。
救援陣では8回の岩崎優投手、9回のドリス投手がそれぞれ1回を無失点。特にドリスは16球で2奪三振と、点差が開いた場面でも球を緩めない投球でした。木下投手は1死二三塁という難しい継投で入り、中村奨成選手に運ばれてしまいましたが、その後は2三振を奪って回を締めています。

遥人が無四球で111球や。8本打たれても一つも歩かせんかった、これはワシは胸を張ってええと思うとる。あの回、打線が1点でも先に取っとったら景色は全然ちゃうかったやろ。それとドリスな。3点差の9回、普通なら流す場面でも16球で2つ三振取ってきよった。ああいう投手が終盤におるんはありがたいで。

ぼくは木下里都投手の後半の2球に注目してました!1死二三塁でマウンドに上がって1点は失いましたけど、そこから続く打者を空振り三振に取って、22球で2奪三振。あの場面で腕が振れるって、なかなかできることじゃないと思うんです。防御率1.79って、ビハインドでもリードでも投げられる数字ですよね。前川右京選手の右翼線二塁打も久々にいい角度で上がっていて、打率.228が上向くきっかけになりそうです。
まとめと次戦への展望
この敗戦で阪神は69勝53敗1分となり、貯金は16。優勝マジックは17のまま維持していますが、この日勝った2位・巨人とのゲーム差は2.0まで縮まりました。広島との甲子園3連戦は、初戦が雨天中止だったため、10日の第2戦が事実上のカード決着戦になります。予告先発は阪神・才木浩人投手、広島・栗林良吏投手。中8日での才木投手の登板です。

今日の1敗で巨人とのゲーム差は2.0、マジックは17で残り試合は20試合前後です。数字上はまだ十分に優位ですが、直近の得点力低下は看過できません。この広島戦カードは今季19試合で阪神60得点・広島51得点と極端なロースコアが続いており、1点を先に取ったチームの勝率が非常に高い構図です。明日の才木投手は中8日と余裕のある間隔での登板になりますので、序盤に先制点を取れるかどうかがそのまま勝敗に直結すると見ています。

悔しいけどな、こういう試合は年に何度かあるんや。相手の先発が106球で8回投げ切る、そんな日に打線が湿ったらどうにもならん。ただマジックは17で消えとらんし、まだこっちが首位や。明日は才木が中8日でくる。甲子園で栗林から先に点を取って、今日の分を取り返したるわ。

ぼくは今日、髙橋投手の右翼線二塁打がいちばん胸が熱くなりました。投手が長打を打つ日って、チームが乗りきれてない日でも一つ流れを変えるきっかけになるんですよね。結局そこから点にはなりませんでしたけど、ああいう打席を見ると、明日の才木投手も打席で何かやってくれそうな気がしてきます。

今日は0対0の均衡を7回に破られる、緊張感のある投手戦だったね。森下選手の33号、佐藤輝選手の2安打、そしてマジック17はしっかり残ってる。明日は才木投手が中8日で甲子園のマウンドに上がるよ。栗林投手との一戦、みんなで一緒に見届けよう!
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!

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