はじめに
8月19日、京セラドーム大阪でのヤクルト戦。阪神は延長10回裏、1死満塁から大山悠輔選手の左犠飛で2-1のサヨナラ勝ちを収めました。2夜連続のサヨナラ決着、しかも決めたのは2試合連続で大山選手です。AI予測は「阪神3-2で勝利」としていたので、勝敗と1点差決着という骨格は当たり、点の入り方はまったく違う形になりました。ここからは実際の中身を数字で振り返っていきます。

みんな、こんばんは!昨日に続いて今日もサヨナラ勝ちだよ。山野投手に8回まで完璧に抑えられて、9回に追いついて10回に勝ち切るという、見ている方の心臓に悪すぎる展開だった…!予測がどこまで当たっていたのかも含めて、一緒に見ていこうね。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 5 |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1x | 2 | 9 |
勝利投手は延長10回を無失点でしのいだ工藤泰成投手(3勝目)、敗戦投手はヤクルト・星知弥投手で、セーブはつきませんでした。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神の勝利 | 阪神が延長10回サヨナラ勝ち | ◎ |
| スコア | 阪神3-2ヤクルト | 阪神2-1ヤクルト | ○ |
| 先発投手の成績予想 | 伊藤将司が6回1失点で試合をつくる | 6回92球4安打7奪三振無失点 | ◎ |
| 注目選手の成績予想 | 森下翔太の一発で流れを引き寄せる | 森下は4打数1安打、本塁打なし(両軍0本塁打) | × |
| スタメン予想 | 主力中心のオーダー(谷端将伍の一軍初昇格は反映できず) | 中野拓夢が左足の状態を考慮してベンチスタート、谷端将伍が「7番・二塁」でプロ初スタメン | ○ |
勝ち負けと1点差決着という大枠は当たりましたが、「先発が試合をつくり、一発で勝ち越す」という筋書きの後半部分は完全に外れました。両軍合わせて本塁打ゼロ、決勝点が犠牲フライという、予測が最も想定しにくいタイプのロースコアゲームでした。

私が最も外したのは得点の形です。予測では森下選手の長打を軸に3点を見込んでいましたが、実際の阪神は9安打を放ちながら得点は2、しかも打点は佐藤輝選手と大山選手の1ずつのみでした。要因は山野投手の奪三振能力です。8回114球で11奪三振、阪神打線の三振12個のうち11個を彼一人から喫しています。空振りを奪える左腕相手に長打前提のシナリオを組んだこと自体が設計ミスでした。一方で伊藤将司投手の予想は6回1失点に対し6回無失点。イニング数まで一致しており、こちらは高精度だったと評価しています。
試合ダイジェスト
序盤から完全な投手戦でした。伊藤将司投手は2回に内山選手の二塁打で無死二・三塁のピンチを背負いながら連続三振で無失点、5回も投手ゴロ併殺で切り抜けます。6回92球で被安打4、奪三振7、無失点。文句のつけようがない内容でした。
一方の阪神打線は、ヤクルト・山野太一投手の前に手も足も出ません。5回に大山選手・坂本選手の連打で1死二・三塁の絶好機を作りますが後続が続かず、8回まで0行進が続きました。
試合が動いたのは8回表。3番手・岩崎優投手が制球を乱し、長岡選手に四球、モンテル選手に敬遠、赤羽選手に四球で2死満塁。最後は西村瑠伊斗選手への押し出し四球でヤクルトが先制します。ここで4番手・神宮僚介投手が内山選手を見逃し三振に仕留め、傷口を最小限にとどめたのが後の勝利につながりました。
9回裏、1点を追う阪神は3番・森下選手が中前打で出塁。すかさず代走・植田海選手が二盗を決めて得点圏へ進むと、4番・佐藤輝明選手が右前へ同点適時打を放ちます。京セラドームが揺れました。なおも1死一塁から佐藤輝選手が今季3個目の盗塁を決め、前川選手が敬遠、髙寺選手が四球で2死満塁。しかし最後の打者が三ゴロに倒れ、勝ち越しはなりませんでした。
そして延長10回裏。先頭の近本光司選手が中前打、熊谷敬宥選手が確実に送って1死二塁。植田選手が中前打でつなぎ1死一・三塁とし、ヤクルトは佐藤輝選手を敬遠して満塁策を選択します。迎えた大山選手が左翼への大きな飛球を打ち上げ、三塁走者の近本選手が生還。2夜連続のサヨナラ、そして大山選手にとっては2試合連続のサヨナラ打となりました。

いやもうワシ、9回まで声も出んかったで。山野の球が走っとって、こら完封されるんちゃうかと本気で思うたわ。それが植田の二盗から佐藤輝が一本、で最後は大山や。ホンマにこの2日間はなんやねん、心臓がいくつあっても足らんわ。でもな、こういう1点差を拾える年は強いんや。それだけは間違いない。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1 | 近本 光司(中) | 5打数3安打1得点1盗塁 | 3安打に加え延長10回のサヨナラのホームを踏んだ。文句なしの起点 |
| 2 | 熊谷 敬宥(遊) | 4打数0安打3三振、犠打1 | 打撃は苦しんだが10回の送りバントを一発で決めた仕事人 |
| 3 | 森下 翔太(右) | 4打数1安打 | 9回に同点への口火を切る中前打。予測の一発は出ずとも価値ある1本 |
| 4 | 佐藤 輝明(三) | 4打数1安打1打点1四球1盗塁 | 9回の同点適時打に加え今季3個目の盗塁。4番の仕事を果たした |
| 5 | 大山 悠輔(一) | 3打数2安打1打点1四球、10回サヨナラ犠飛 | 2試合連続サヨナラ打。マルチ安打と選球眼も含め文句なしのヒーロー |
| 6 | 坂本 誠志郎(捕) | 4打数1安打3三振 | 打撃は苦戦も6投手を無失点リレー寸前まで導いたリードは見事 |
| 7 | 谷端 将伍(二) | 2打数0安打、犠打1 | プロ初出場初スタメン。5回にプロ初犠打を決め、堂々のデビュー |
| 8 | 岡城 快生(左) | 2打数0安打1三振 | 山野の前に苦戦。守備では無難にこなし、次の打席機会に期待 |
この日の主役はやはり大山悠輔選手です。3打数2安打1四球で出塁を重ね、最後は満塁で「確実に外野へ飛ばす」ことだけに集中した左犠飛。2試合連続でサヨナラの場面に立ち、2試合連続で決めきる勝負強さは見事の一言です。
佐藤輝明選手も見逃せません。9回の右前適時打に加え、その直後に自ら盗塁を仕掛けた姿勢がチームの空気を変えました。そして代走の植田海選手。9回の二盗で同点のお膳立てをし、10回にも中前打で好機を広げています。わずか2打席で両方の得点に絡んだ、まさに切り札の働きでした。
投手
| 投手(勝敗・セーブ・通算成績付き) | 成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点) |
|---|---|
| 伊藤 将司(防御率2.52) | 6回・92球・被安打4・与四球2(与死球1)・奪三振7・失点0 |
| 木下 里都(H/防御率1.91) | 1回・16球・被安打0・与四球1・奪三振0・失点0 |
| 岩崎 優(防御率2.83) | 0.2回・26球・被安打0・与四球4・奪三振0・失点1 |
| 神宮 僚介(防御率0.00) | 0.1回・6球・被安打0・与四球0・奪三振1・失点0 |
| 及川 雅貴(防御率3.60) | 1回・13球・被安打0・与四球0・奪三振1・失点0 |
| 工藤 泰成(勝・3勝目/防御率1.08) | 1回・15球・被安打1・与四球0・奪三振1・失点0 |
先発の伊藤将司投手は6回を被安打4、奪三振7の無失点。今季の防御率は2.52まで下がりました。制球で組み立てるタイプの左腕が、この日は空振りも奪えていたのが印象的です。勝ち星こそつきませんでしたが、勝てる試合をつくったのは間違いなく彼です。
救援陣は8回に岩崎優投手が4四球で押し出しの1点を与えたのが唯一の綻び。ただ、そこから神宮僚介投手がわずか6球で内山選手を見逃し三振に仕留め、9回は及川雅貴投手が13球で三者凡退。最後は工藤泰成投手が延長10回を1安打無失点で締めて3勝目です。チーム全体では10回を投げて被安打5、失点1。「取られなければ負けない」を体現したリレーでした。

岩崎な、ワシもあの回はテレビの前で頭抱えたで。せやけどあれだけ長いこと勝ちパターンを守ってきた男や、責める気にはならん。それより神宮の1球や。あそこで三振取れるかどうかで、この試合の結末は全然違うとったからな。ベテランがつまずいた分を若いのが拾う、ええチームになってきたわ。

ぼくが今日いちばん興奮したのは、やっぱり谷端選手のプロ初スタメンです!打席の結果は出ませんでしたけど、5回にきっちりプロ初犠打を決めてチャンスを広げたんですよね。首位争いの1点を争う試合で、いきなりバントのサインに応えられる度胸がすごいと思います。そして工藤選手の延長10回!150キロ後半のストレートで押し切る姿、めちゃくちゃ頼もしかったです。神宮選手も防御率0.00をキープしていて、若い投手が勝ちパターンに食い込んできているのが本当に楽しみです!
まとめと次戦への展望
この勝利で阪神は61勝46敗1分、貯金は15に到達しました。2位・巨人はこの日DeNAに0-1で敗れたため、ゲーム差は4.0に拡大。首位の座をより強固なものにしています。一方のヤクルトは2試合連続のサヨナラ負けで4位に転落しました。次戦は8月20日(木)、同じ京セラドーム大阪でのヤクルト3連戦最終戦。阪神の予告先発は13日の巨人戦でプロ初勝利を挙げた下村海翔投手、ヤクルトは高橋奎二投手です。カード勝ち越しはすでに決まっており、3タテを狙う一戦になります。

数字で見ると、この2日間の阪神は非常に特殊です。8月18日は9回に本塁打2本で決着、8月19日は延長10回に犠飛で決着。得点パターンがまったく異なるにもかかわらず、いずれも1点差で勝ち切っています。1点差ゲームを取れるチームは終盤の失点期待値が低いということであり、10回で被安打5・失点1という今日のリレーがその根拠です。明日は下村投手が2勝目に挑みますが、前回登板の5回2失点を上回るイニング数を稼げるかが、疲弊した救援陣を守る鍵になります。

2日続けてサヨナラなんて、ワシの記憶をたどってもそうそうあらへんで。しかも2日とも大山や。あいつはやっぱり京セラの空気を知っとる男や。明日は下村やろ?初勝利を挙げたあとの2戦目ちゅうのがいちばん難しいねんけどな、若いんやから思い切ってぶつかってこい。ワシは信じて見とるわ。

3連戦を締めくくるのが下村選手というのがまた最高ですね!プロ初勝利から中6日、今度は自分の力で連勝を作りにいく番です。それに今日デビューした谷端選手が明日もスタメンで出るのか、そこもぼくはめちゃくちゃ気になっています。若い力がどんどん出てくる8月、見逃せません!

というわけで今日も1点差をものにして、貯金は15、ゲーム差は4.0に広がったよ。明日は京セラドームでヤクルト3連戦の最終戦、下村海翔投手が2勝目に挑むよ。3タテなるか、みんなで見届けよう!明日の試合も予測記事でしっかり分析していくから、そっちも楽しみにしていてね。
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


コメント