はじめに
東京ドームでの首位攻防3連戦、最終戦は阪神が3対2で競り勝ち、まさかの3タテ達成です。AI予測は「阪神4-2で勝利」。勝敗は的中、スコアも1点差まで迫りましたが、ヒーローになった選手はまったく違う顔ぶれでした。予測との答え合わせも含めて、この一戦をじっくり振り返っていきます。

みんな、こんばんは!今日は東京ドームで巨人に3対2の逆転勝ち。下村海翔投手がついに、ついにプロ初勝利だよ!決勝打はバッテリーを組んだ坂本誠志郎選手の逆転6号2ラン。これ以上ない形の白星だね。ゲーム差は3.0に広がって、貯金は14。中身の濃い1試合、一緒に見ていこう!
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 |
| 巨人 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 |
勝利投手は下村海翔(プロ初勝利)、セーブは工藤泰成、敗戦投手は巨人・西舘勇陽でした。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神の勝利 | 阪神が3-2で勝利 | ◎ |
| スコア | 阪神4-2巨人 | 阪神3-2巨人 | ○ |
| 先発投手の成績予想 | 下村 6回2失点 | 下村 5回4安打2失点(初勝利) | ○ |
| 注目選手の成績予想 | 佐藤輝 4打数2安打1打点/坂本誠 3打数0安打 | 佐藤輝 5打数1安打1本1打点/坂本誠 5打数1安打1本2打点 | × |
| スタメン予想 | 近本〜下村の9人 | 予想と完全一致 | ◎ |
勝敗・スタメンは的中、スコアも1点差。ただし「誰が打つか」という肝心なところは、見事に裏切られる結果になりました。

私が最も外したのは坂本誠志郎選手の評価です。今季打率.219、OPS約.640という数字から「3打数0安打」と置きましたが、実際には試合を決める6号2ラン。ここには反省があります。彼の今季本塁打6本のうち複数が終盤の勝負どころで出ており、打率という平均値の指標では拾えない「状況別の勝負強さ」を軽視していました。一方で得点数の読みは阪神4点・巨人2点に対し実際は3点・2点。失点側の見立ては正確でしたので、モデル全体としては機能したと評価しています。
試合ダイジェスト
試合が動いたのは3回裏。下村は7番・石塚に四球を与えると、続く8番・中山礼都に左中間へ運ばれる2ランを浴びます。0-2、下位打線からの失点という最も痛い形でした。
しかし阪神は4回表、先頭の佐藤輝明が西舘の内角高め146キロの直球を叩き、右翼席へ突き刺す27号ソロ。3試合連発、この3連戦だけで4本目という異常な状態です。1-2、すぐさま1点差に詰め寄りました。
そして最大の山場が4回裏。泉口の右翼線二塁打、大城のセンター前ヒットで1死一、三塁。ここで下村はキャベッジを空振り三振に仕留めると、石塚の痛烈なピッチャーライナーを股の間で好捕。抜けていれば同点、いや突き放されていた場面を、自らのグラブで消しました。

あの四回のライナー、ワシは思わず立ち上がったで。抜けとったら2点は入っとる。それを反射だけで止めたんやからな。ホンマ、あの1球で試合がひっくり返ったと思うわ。若い投手が初勝利をつかむ日いうのは、ああいう不思議な力が働くもんなんや。
5回も浦田の安打と盗塁で1死二塁とされながら松本剛を投手ゴロ。下村は5回4安打2失点でマウンドを降ります。
迎えた6回表。1死から前川右京が四球で出塁すると、7番・坂本誠志郎が西舘のフォークを完璧に捉え、打球は左翼席へ。逆転の6号2ラン、3-2。4回にバント失敗のキャッチャーゲッツーを喫していた男が、自ら取り返した一発でした。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1 | 近本 光司(中) | 4打数2安打1四球 | 6回・8回にレフト前。3出塁で切り込み隊長の仕事 |
| 2 | 中野 拓夢(二) | 5打数0安打 | 快音なし。ただ2番として粘る場面はあった |
| 3 | 森下 翔太(右) | 3打数1安打1四球1死球 | 9回に安打。初回にも死球を受け、今季も内角攻めの標的に |
| 4 | 佐藤 輝明(三) | 5打数1安打1本塁打1打点 | 4回に反撃の27号ソロ。3試合連発で本塁打王争いを1本差に |
| 5 | 大山 悠輔(一) | 3打数0安打2四球 | 無安打も四球2つ。6回は坂本の一発を呼び込む形に |
| 6 | 前川 右京(左) | 3打数2安打1四球 | マルチ安打に加え6回の四球で決勝弾の走者。7回途中で髙寺と交代 |
| 7 | 坂本 誠志郎(捕) | 5打数1安打1本塁打2打点 | 逆転6号2ラン。下村のリードと合わせて文句なしの主役 |
| 8 | 元山 飛優(遊) | 2打数0安打2四球(1敬遠) | 無安打も四球2つで出塁。8番として役割は果たした |
やはり主役は坂本誠志郎です。4回、1死一、二塁で送りバントを失敗し捕手前へのゲッツーという最悪の形。その悔しさを、次の打席で試合をひっくり返す一発に変えました。「下村が頑張って良い投球をしてくれたので、良い場面で打つことができてよかった」という本人のコメントが、この日の空気をすべて表しています。
佐藤輝明も止まりません。0-2で迎えた4回の先頭という、最も欲しかった場面での27号。3連戦4本塁打、リーグトップの森下とは1本差です。前川右京もマルチ安打に決勝弾の走者と、6番の役割を完璧にこなしました。
投手
| 投手(勝敗・セーブ) | 成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点) |
|---|---|
| 下村 海翔(勝利投手・プロ初勝利) | 5回/―/被安打4/与四球1/奪三振6/2失点 |
| 木下 里都(ホールド) | 2回/―/被安打0/与四球1/奪三振3/0失点 |
| 岩崎 優(ホールド) | 1回/―/被安打1/与死球1/奪三振0/0失点 |
| 工藤 泰成(セーブ) | 1回/―/被安打0/与四球0/奪三振2/0失点 |
下村海翔、5回4安打2失点。数字だけ見れば派手ではありませんが、被弾した3回以外は走者を背負いながらすべて踏ん張り切りました。本人も「課題だった立ち上がりもうまく試合に入ることができましたし、ピンチの場面も粘り強く投げることができた」と振り返っています。今季5登板目、22イニングを超えてなお防御率は1点台後半〜2点前半のレンジ。ようやく結果が内容に追いついた夜でした。
救援陣も完璧です。木下里都が6回・7回を無安打3奪三振でつなぎ、岩崎優は8回に無死一塁から死球も絡めて1死一、二塁のピンチを背負いながら、ダルベックを三塁併殺で処理。9回の工藤泰成は大城をライトフライ、キャベッジとダルベック後の石塚を連続三振に仕留めて締めました。1点リードを4イニング無失点でつなぐ、理想的なリレーです。

ワシはな、岩崎の八回がいちばんシビれたわ。1点差で無死一塁、そこからデッドボールで一、二塁や。普通なら終わっとる。それをダルベックからサードゲッツーやで。あのベテランの落ち着きは、若手が何十年かけても真似できひん財産や。

ぼくは下村くんの初勝利がうれしくて、正直まだ落ち着いてないです!トミー・ジョン手術を乗り越えて、援護に恵まれなくて、それでもずっと内容は良かったんですよね。今日ようやくウイニングボールです。しかも木下くん、工藤くんとつないだのも同世代に近い投手陣。この勝ち方が続いたら、来年のブルペンはとんでもないことになると思います!
まとめと次戦への展望
この勝利で阪神は58勝44敗1分、貯金14。東京ドームでの首位攻防3連戦を3連勝で締め、これで4連勝です。2位・巨人とのゲーム差は3.0に広がり、単独首位の座をさらに強固なものにしました。次戦は8月14日(金)18時、マツダスタジアムでの広島戦。予告先発は阪神・才木浩人、広島・森下暢仁です。

この3連戦、阪神は3試合で17得点、巨人は4得点。得点力の差がそのまま結果に出ました。特筆すべきは失点の少なさで、3試合合計4失点。先発が試合をつくり、救援が0で抑えるという勝ちパターンが安定しています。明日の相手・森下投手は今季も阪神戦で低い被打率を残しており、今日のような一発頼みの展開になる可能性は高いと見ています。

敵地で3タテやで、3タテ!ワシが正座して見とった甲斐があったわ。しかもや、若い下村に初勝利つけたって、坂本が決めて、岩崎が守り抜いた。ベテランも若手もみんなで勝った試合や。これが強いチームの姿やと、ワシは思うとる。

ぼくが今日いちばん胸を打たれたのは、下村くんがマウンドを降りたあとの6回なんです。自分ではもう投げられない、あとは仲間に託すしかない。その時間に坂本さんが一発を打ってくれた。野球ってこういう競技なんだなって、あらためて思いました。次の登板がもう待ち遠しいです!

東京ドーム3連戦、まさかの3タテで締めくくり!下村選手の初勝利、坂本選手の決勝弾、そしてブルペンの完璧なリレー。全部が噛み合った最高の夜だったね。明日からは舞台をマツダスタジアムに移して広島との3連戦だよ。才木投手が5連勝への流れを引っ張ってくれるはず。明日もみんなで一緒に応援しようね!
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


コメント