はじめに
9月3日、神宮球場でのヤクルト対阪神3回戦は、阪神が7対4で勝利しカードの負け越しを回避しました。AI予測は「阪神4-2で勝利」。勝敗は的中しましたが、点数は両チームとも予測レンジを上回る派手な打ち合いになりました。
主役はもちろん佐藤輝明選手です。3回に33号ソロ、5回に34号2ランと2打席連発。4打数3安打4打点でリーグ本塁打争いを独走モードに持ち込みました。一方で守備では2失策と、攻守で明暗が分かれた一日でもあります。

こんばんは、TAIgaだよ!神宮の3連戦は1勝2敗じゃなくて2勝1敗、最後にきっちり勝って締めくくったよ。佐藤輝選手が2打席連発で34号、伊藤将司投手は待望の今季2勝目。優勝マジックも18に減ったんだ。それじゃ、じっくり振り返っていこう!
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪神 | 3 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 12 |
| ヤクルト | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 8 |
勝利投手は伊藤将司投手(今季2勝目)、セーブは工藤泰成投手、敗戦投手はヤクルトの増居翔太投手でした。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神の勝利 | 阪神が7-4で勝利 | ◎ |
| スコア | 阪神4-2ヤクルト(阪神3〜6点、ヤクルト1〜3点) | 阪神7-4ヤクルト | × |
| 先発投手の成績予想 | 伊藤将司 6回2/3・1失点 | 5回70球・4被安打・3失点(自責1) | ○ |
| 注目選手の成績予想 | 佐藤輝明 4打数2安打1本塁打1打点 | 4打数3安打2本塁打4打点 | ◎ |
| スタメン予想 | 7番左翼にディベイニー、6番に坂本 | 6番左翼に前川、7番に坂本 | ○ |
勝敗と佐藤輝明選手の一発は読み切れた一方で、得点の量は完全に読み違えました。「増居投手の与四球から中盤にまとめて取る」という筋書きに対し、実際は1回表にいきなり3点。入口の想定が丸ごとズレた形です。

私の見立ての誤りは2点あります。第一に増居投手の被打率.134という数字を過大に評価しました。投球回30という小さいサンプルに引っ張られた結果で、実際には1回だけで5人が出塁し4失点。初対戦の不利は打者側より投手側に出たと考えるべきでした。第二に伊藤投手の失点予測です。自責1という中身は予想どおりでしたが、失策絡みで3失点。守備の質を織り込まない失点予測は精度を落とすと、あらためて痛感しています。
試合ダイジェスト
試合は初回から動きました。中野拓夢選手が右前打で出塁すると森下翔太選手が四球を選び、1死一、二塁。ここで佐藤輝明選手が右前へ運んで先制、続く大山悠輔選手も右前へ弾き返して2点目、さらに前川右京選手の右犠飛で3点目。増居投手にとっては最悪の立ち上がりでした。
3回表2死からは佐藤輝明選手が右中間へ33号ソロ。3試合連発で4対0とします。その裏、赤羽由紘選手にソロを浴びて1点を返されますが、5回表に中野選手の四球から佐藤輝明選手が左翼場外方向へ34号2ラン。2打席連発で6対1と突き放しました。
ターニングポイントはその直後、5回裏です。大山選手の失策で走者を許すと赤羽選手に適時二塁打、さらに2死三塁から佐藤輝明選手が三ゴロを一塁へ悪送球して失点。6対3と3点差まで詰め寄られます。7回裏にも及川雅貴投手が3安打を浴びて1点を失い6対4。神宮の空気が一気に怪しくなりました。
流れを引き戻したのが9回表、中野選手の中前打と佐藤輝明選手の四球でつくった好機から、大山選手がこの日4本目の安打となる中前適時打。7対4と貴重な追加点を奪い、最後は工藤泰成投手が9回を締めました。

ワシは5回裏でテレビの前で頭抱えたで。せっかく6対1にしたのに、ミスが続いて一気に3点差や。あそこで崩れんかったんが今年の阪神やな。9回に大山がもう1点持ってきたんも大きい。あの1点があるとないとでは、9回のマウンドの景色がまるで違うんや。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1(中) | 近本 光司 | 5打数1安打1三振 | 6回に中前打。序盤は詰まらされたが最後まで先頭の役目を全う |
| 2(二) | 中野 拓夢 | 4打数3安打1四球3得点 | 出塁率10割に近い働き。3得点はすべてチームの得点シーンに直結 |
| 3(右) | 森下 翔太 | 4打数無安打1四球1得点1三振 | 快音はなかったが初回の四球が3点イニングの起点に |
| 4(三) | 佐藤 輝明 | 4打数3安打2本塁打4打点1四球2失策 | 33・34号の2打席連発で4打点。ただし失策2は反省材料 |
| 5(一) | 大山 悠輔 | 5打数4安打2打点1失策 | 初回と9回に適時打。二塁打2本を含む猛打賞超えの4安打 |
| 6(左) | 前川 右京 | 3打数無安打1打点1三振 | 初回の右犠飛で3点目を演出。3戦ぶり先発で仕事は果たした |
| 7(捕) | 坂本 誠志郎 | 4打数無安打2三振 | 打撃は沈黙も、伊藤将司投手を5回3失点(自責1)にまとめたリードは○ |
| 8(遊) | 元山 飛優 | 4打数無安打1三振 | 快音なし。守備では堅実に内野を締めた |
やはりこの日は佐藤輝明選手です。3回の33号は増居投手の変化球を右中間へ、5回の34号は松本健吾投手から左翼越えへ。2位の森下翔太選手に3本差をつける独走態勢に入りました。2年連続40本まで残り6本、9月の残り試合数を考えると十分に射程圏内です。
そして大山悠輔選手の5打数4安打2打点。初回と9回、どちらも「もう1点欲しい」場面での安打でした。4番の一発が目立つ試合ほど、5番の地味な仕事が効いてくるものですよね。中野拓夢選手の3安打1四球3得点も見逃せません。
投手
| 投手(勝敗・セーブ・通算成績付き) | 成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点) |
|---|---|
| 伊藤 将司(勝・今季2勝目/防御率2.54) | 5回・70球・4被安打・0与四球・1奪三振・3失点(自責1) |
| ドリス(ホールド/防御率1.71) | 1回・10球・1被安打・0与四球・1奪三振・0失点 |
| 及川 雅貴(防御率3.63) | 0.2回・20球・3被安打・0与四球・1奪三振・1失点 |
| 木下 里都(ホールド/防御率1.59) | 1.1回・18球・0被安打・0与四球・1奪三振・0失点 |
| 工藤 泰成(セーブ/防御率1.11) | 1回・11球・0被安打・0与四球・1奪三振・0失点 |
伊藤将司投手は5回70球で無四球。失点3のうち自責はわずか1で、内容はむしろ予測より良かったと言っていいと思います。8月26日の中日戦以来の白星、しかも今季1勝目も神宮のヤクルト戦(8月1日)でしたから、この球場との相性は本物です。
救援陣では木下里都投手の働きが光りました。及川投手が2死一、二塁とピンチを広げた場面を引き継ぎ、1.1回を被安打0でぴしゃり。防御率1.59は伊達ではありません。工藤泰成投手も9回を11球で片づけ、防御率1.11をキープしました。

将司はやっぱりヤクルト相手には別人やな。四球ゼロっちゅうのがええ。神宮みたいな狭い球場は、ランナー溜めて一発食らうのが一番あかんのや。それを70球で5回、無四球でまとめたんやから合格点や。もっと長いイニング見たかったけどな、次は6回、7回と伸ばしていってほしいわ。

ぼくは木下里都投手を推させてください!及川投手が苦しんだ7回のピンチを受け継いで、そこから1.1回を被安打ゼロですよ。防御率1.59はブルペンでも上位です。9月の終盤戦、こういう「火を消せる中継ぎ」が1枚増えるのはめちゃくちゃ大きいと思います。
まとめと次戦への展望
この勝利で阪神は69勝50敗1分、2位巨人は9月3日が試合なしだったため、ゲーム差は5.0に広がり優勝マジックは18となりました。ヤクルトとの神宮3連戦は2勝1敗で勝ち越し。9月4日は移動日で、次戦は9月5日(土)から甲子園に横浜DeNAを迎える3連戦です。予告先発はまだ発表されていません。

数字面での収穫を1つ挙げます。この日の阪神打線は12安打3四球で得点7。今季の対ヤクルト戦は勝敗14勝7敗、チーム防御率2.40という好相性を維持しました。佐藤輝明選手は打率.324、本塁打34、打点91前後まで到達しており、打率・本塁打・打点のいずれも上位です。三冠の可能性まで含め、9月の打席は一つも見逃せません。

マジック18や、18!ワシは今日の初回、テレビつけた瞬間に3点入っとって思わず声出てもうたわ。せやけど浮かれとる場合やないで。5回のミスみたいなんがあと2回続いたら、優勝は一気に遠のく。土曜からのDeNA戦、地に足つけていこか。

ぼくが今日いちばんうれしかったのは、若い投手が終盤をきっちり抑えたことです。木下投手も工藤投手もまだキャリアの浅い右腕。この時期に「勝ちパターン」を任されて結果を出せる経験って、来年以降の財産になりますよね。甲子園に帰っての3連戦、どんな起用になるか楽しみです。

みんな、お疲れさま!佐藤輝選手の34号は本当にすごかったね。次はいよいよ甲子園、9月5日からDeNAとの3連戦だよ。マジック18をどこまで削れるか、みんなで見届けよう!
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


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