【8月21日 阪神4-1DeNA 試合結果】森下翔太&佐藤輝明が30号アーチ競演!ルーカス来日初勝利&坂本誠志郎のダメ押し8号

試合解析レポート

はじめに

8月21日、横浜スタジアムでの阪神対DeNA17回戦は、阪神が4-1で勝利しました。AI予測は「阪神4-2で勝利」。勝敗はもちろん、阪神の得点数までピタリと当たった一戦です。しかも中身は、森下翔太選手と佐藤輝明選手がそろって30号に到達し、4カ月ぶりに1軍のマウンドへ戻ってきたルーカス投手が来日初勝利という、ちょっと出来過ぎなくらいの夜でした。ここからは全選手の成績と、予測がどこまで届いていたのかを一つずつ確かめていきます。

TAIga
TAIga

こんばんは、TAIgaだよ。ハマスタで4対1、しっかり勝ったよ!森下選手と佐藤輝選手が30号を打ち合って、ルーカス投手は復帰初戦で来日初勝利。仕上げは坂本選手の8号ソロだったよ。昨日の悔しい負けを一晩でひっくり返す、気持ちのいい勝ち方だったね。

昨日の予測記事についてはこちら

試合結果

チーム123456789
阪神00020001148
DeNA01000000016

勝利投手はルーカス、セーブは工藤泰成、敗戦投手はDeNA・平良拳太郎でした。

予測 vs 結果の答え合わせ

項目予想結果判定
勝敗阪神の勝利阪神が4-1で勝利
スコア阪神4-2DeNA阪神4-1DeNA
先発投手の成績予想ルーカス 5回2失点 被安打4 奪三振5(85球前後)5回1失点 被安打5 奪三振2 与四球2(76球)
注目選手の成績予想森下 4打数2安打1本2打点/佐藤輝 4打数1安打1打点森下 4打数1安打1本1打点/佐藤輝 4打数1安打1本1打点
スタメン予想阪神・DeNA両軍の1〜9番を予想阪神は9人全員的中、DeNAは打順が大きく相違

阪神の得点「4」と勝敗、そして阪神のスタメン9人は完全的中。一方で試合の筋道は予測とかなり違い、想定していた「7回の3巡目で崩す」形ではなく、4回の一発と集中打で試合が動きました。

<strong><span class="fz-12px">データアナリスト</span></strong>
データアナリスト

私の見立てとの最大の差分は2点あります。1点目はルーカス投手の内容です。予想は奪三振5でしたが実際は2、代わりに被安打5・与四球2と走者は出しながらも失点を1に抑えました。三振で片づけるのではなく、打たせて取る組み立てに寄せた結果で、76球で5回という球数効率は予想の85球を上回る出来です。2点目は平良投手の攻略ポイントです。7回の3巡目を狙うと読みましたが、実際には平良投手は6回99球で降板し、阪神が得点したのは4回の1イニングのみ。10奪三振を許した内容自体は苦戦でしたが、その4回に森下選手の一発と大山選手の二塁打、前川選手の適時打を集められたことが決定打になりました。想定した「回」は外し、想定した「点差」は当たった、という試合です。

試合ダイジェスト

先に動いたのはDeNAでした。2回裏、7番・宮下朝陽選手にライト中間へ運ばれるソロ本塁打が飛び出し、阪神は0-1のビハインド。復帰登板のルーカス投手にとっては、いきなり背中を押される展開です。

反撃は4回表でした。3番・森下翔太選手が平良投手のスライダーをレフトスタンドへ運んでリーグ一番乗りとなる30号ソロ、これで1-1。さらに2死から大山悠輔選手がセンターへ二塁打を放つと、続く前川右京選手がライト前へ弾き返して勝ち越しの1点。この日、阪神が平良投手から奪った得点はこの2点だけでした。逆に言えば、天敵から取れる数少ないチャンスを1イニングで確実にものにしたということです。

ルーカス投手は5回を1失点でまとめて降板。ここから木下里都投手、及川雅貴投手、ドリス投手が1回ずつを完璧に抑え、リードを保ったまま終盤へ持ち込みます。

虎党おじさん
虎党おじさん

ワシはこの4回だけで元が取れたわ。平良にはずっとやられっぱなしやったからな、あの回に一発と二塁打とタイムリーをまとめて出したんは、値打ちのある2点や。ほんで中継ぎがまた見事やった。木下、及川、ドリスが1回ずつピシャリよ。ああいう静かな3イニングが勝ち試合を作るんやで。

8回表、佐藤輝明選手が伊勢大夢投手からライトスタンドへ運ぶ30号ソロで3-1。森下選手に並び返す一発が、そのまま貴重な追加点になりました。さらに9回表には坂本誠志郎選手が坂本裕哉投手から右中間へ8号ソロ。前日の7号に続く2試合連続アーチで、正捕手のバットが完全に振れてきました。

4-1で迎えた9回裏は工藤泰成投手。2つの三振を奪って三者凡退で締め、ハマスタ3連戦の初戦を先勝しました。

阪神の選手個別レビュー

野手(スタメン1〜8番)

打順選手本日の成績寸評
1近本 光司(中)5打数1安打9回に三塁打。前半は当たりが上がらなかったが最後に長打で締めた
2髙寺 望夢(二・左)5打数無安打快音は出なかったが、二塁から左翼への守備変更にも対応し献身的に働いた
3森下 翔太(右)4打数1安打1本塁打1打点4回に同点30号。地元・横浜での節目の一発
4佐藤 輝明(三)4打数1安打1本塁打1打点8回に貴重な追加点となる30号。三振2つも最後に帳消し
5大山 悠輔(一)4打数1安打4回に勝ち越しの起点となる中越え二塁打。打点はつかずとも大仕事
6前川 右京(左)4打数2安打1打点4回に決勝打となる右前適時打。6回にも二塁打でこの日最多の2安打
7坂本 誠志郎(捕)4打数1安打1本塁打1打点9回にダメ押し8号。復帰登板のルーカスを5回1失点でリードした
8元山 飛優(遊)4打数無安打快音はなかったが、遊撃の守備は無難にこなした

この日の主役は、やはり30号をそろえた森下選手と佐藤輝選手です。森下選手の30本塁打は、阪神の日本人右打者としては1985年の岡田彰布さん、真弓明信さん以来41年ぶりの到達。しかも甲子園のラッキーゾーンが撤廃されて以降では初という、球団史に残る数字です。地元・横浜のスタンドで達成したというのも、本人にとっては忘れられない一本になったのではないでしょうか。

佐藤輝選手はその3イニング後にすぐ並び返しました。予測記事では「平良投手は左打者の内角を厳しく攻めるタイプ」として4打数1安打1打点と控えめに置きましたが、その1安打が本塁打で出てくるあたりが今季の佐藤輝選手です。二人そろって30本という状況は、本塁打王争いとしてもこれ以上ないくらい面白くなってきました。

そしてこの日いちばん働いたのは前川右京選手かもしれません。4回の決勝打に加えて6回にも二塁打を放ち、チーム最多の2安打。予測では4打数1安打と見ていましたが、その予想を上回る内容でした。代打で登場した中野拓夢選手も7回にセンターへ二塁打を放ち、途中出場から流れを作るという予測どおりの役回りを果たしています。

投手

投手(勝敗・セーブ・通算成績)成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点)
ルーカス(勝・来日初勝利/今季1勝2敗、防御率4.58)5回・76球・被安打5・与四球2・奪三振2・失点1
木下 里都(H/防御率1.85)1回・13球・被安打0・与四球0・奪三振1・失点0
及川 雅貴(H/防御率3.48)1回・10球・被安打0・与四球0・奪三振0・失点0
ドリス(H/防御率1.85)1回・17球・被安打0・与四球0・奪三振0・失点0
工藤 泰成(S/防御率1.05)1回・14球・被安打0・与四球0・奪三振2・失点0

ルーカス投手は4月16日以来、実に4カ月ぶりの1軍マウンドでした。腰部の疲労骨折からの復帰戦で、走者を出しながらも大崩れせず5回を76球でまとめたのは上出来です。予測記事では「5回83球なら大成功」と書きましたが、それより7球少ない省エネ投球。来日初勝利という結果もついてきて、9月以降のローテーション設計にとって大きな一勝になりました。

救援陣は4イニングでわずか1安打、無失点。木下投手、及川投手、ドリス投手、工藤投手が1イニングずつ、合計54球で片づけています。とくに工藤投手は9回を14球2三振と、球数まで完璧でした。

虎党おじさん
虎党おじさん

ルーカスな、正直ワシは半信半疑やった。4カ月も投げてへん左腕にハマスタでいきなり平良の相手させるんかいと。せやけど蓋を開けたら5回1失点や。三振は2つしか取れてへんけど、それでええねん。打たせて取って76球、これが一番チームに優しい投げ方や。ようやった、と言うたるわ。

若虎ウォッチャー
若虎ウォッチャー

ぼくが痺れたのは中継ぎの4イニングです!木下投手、及川投手、ドリス投手、工藤投手で被安打1。とくに木下投手は6回を13球で終わらせてるんですよ。リードが2点しかない場面であの落ち着きぶり、防御率1.85という数字にも納得です。こういう投手が勝ちパターンに定着してきたのが今季のいちばんの財産だと思います。

まとめと次戦への展望

この勝利で阪神は62勝47敗1分、貯金は15に到達しました。この日は2位・巨人も広島に2-0で勝ったため、ゲーム差は3.0のまま変わらず。追う側の背中を許さずに首位をキープした、価値ある1勝です。DeNAとの対戦成績は9勝8敗となり、勝ち越しに前進しました。

次戦は8月22日(土)18時、同じ横浜スタジアムでのDeNA戦第2戦。阪神の先発は高卒2年目の今朝丸裕喜投手、DeNAは約3カ月ぶりの1軍登板となる竹田祐投手です。プロ初勝利を狙う20歳の右腕がどんな投球を見せてくれるか、注目のカードになりました。

<strong><span class="fz-12px">データアナリスト</span></strong>
データアナリスト

数字の面で強調したいのは、今季の得点構造です。この日の4得点のうち3点が本塁打によるもので、8安打で4点という効率の良さは長打力に支えられています。森下選手・佐藤輝選手がともに30本というのはチームの総本塁打を押し上げる要因であり、投手陣が1試合2点台に抑えている現状と組み合わせれば、残り試合でも同様の勝ち方を再現できる確度は高いと評価しています。

虎党おじさん
虎党おじさん

首位のチームが負けた翌日にきっちり勝つ。ワシが昨日言うたとおりになったやろ。しかも4回の2点、これは殴り合いやのうて「取るべきときに取る」野球やった。8月の終盤にこういう試合ができるチームは強いで。明日も同じ顔で行ってくれたらええ。

若虎ウォッチャー
若虎ウォッチャー

明日は今朝丸投手ですね!高卒2年目の20歳が、優勝争いの真っ最中にハマスタで先発ですよ。ぼくは緊張よりワクワクのほうが勝ってます。今日ルーカス投手が作ってくれた流れを、若い力がどう引き継ぐのか。プロ初勝利の瞬間に立ち会えたら最高です。

TAIga
TAIga

30号がふたつ、来日初勝利がひとつ、ダメ押しの8号がひとつ。盛りだくさんの夜だったね。明日は今朝丸投手の初勝利がかかった一戦、また夜に予測をお届けするから、一緒に楽しんでいこう!

明日の予測記事についてはこちら

以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!

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