はじめに
8月27日、バンテリンドームでの中日3連戦最終戦。阪神は3回途中で先発・下村海翔がKOされる苦しい立ち上がりから、8回に主将・坂本誠志郎の逆転2ランが飛び出して4対3の勝利です。AI予測は「阪神3-2で勝利」。スコアこそ1点ずつずれましたが、1点差で阪神が競り勝つという筋書きはきっちり当たりました。ただし中身はまるで違う試合だったので、そのあたりも含めて振り返っていきます。

みんな、こんばんは!今日はバンテリンドームで4対3の逆転勝ち、連敗を2で止めたよ。下村くんは3回途中3失点で降板したけど、そのあとブルペンが7イニングを丸ごとゼロで抑えきったんだ。そして8回、坂本主将の決勝2ラン。ここから始まる巨人との首位攻防戦に向けて、これ以上ない勝ち方だったね。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪神 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 4 | 14 |
| 中日 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 10 |
勝利投手は木下里都(今季4勝目)、セーブは工藤泰成(今季5セーブ目)、ホールドはドリス、敗戦投手は中日・橋本侑樹でした。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神勝利 | 阪神4-3で勝利 | ◎ |
| スコア | 阪神3-2中日 | 阪神4-3中日 | ○ |
| 先発投手の成績予想 | 下村海翔 6回2失点 | 2回(3回途中)45球・7被安打・3失点 | × |
| 注目選手の成績予想 | 森下翔太 4打数1安打1本塁打2打点 | 3打数2安打2四球、本塁打なし | × |
| スタメン予想 | 8番遊撃に熊谷敬宥 | 8番遊撃は元山飛優(他7人は的中) | ○ |
勝敗と「1点差の接戦」という核の部分は当てられた一方で、そこに至る道筋はほぼ真逆でした。予測では下村が長いイニングを投げて中盤に加点する形でしたが、実際は先発が早々に崩れ、救援陣が試合を作り直しています。

私の外し方を数字で整理します。下村投手の予測は6回2失点、実際は2回3失点。被安打7のうち5本が三回の先頭からの連打で、四球は0でした。つまり制球が乱れたのではなく、置きにいった球を捉えられた形です。予測の根拠にしたK/BB7.75という数字は「四球を出さない」ことの指標であって、「痛打を避けられる」保証ではありませんでした。ここは私の読み違いです。一方、総得点は予測5〜6点に対して実際7点。予測レンジ(阪神2〜5点、中日1〜3点)には両チームとも収まっており、得点環境の見積もり自体は妥当だったと評価しています。
試合ダイジェスト
初回、阪神は近本光司のセンター前で口火を切り、中野拓夢の犠打、森下翔太の四球で一死一二塁。ここで4番・佐藤輝明がライト前へ運んで1点を先制します。ところがその裏、下村が先頭の福永裕基にいきなり右中間へ運ばれて同点。中日にとってはこれが試合を通じて最も効いた一発になりました。
試合が壊れかけたのは3回です。福永、上林誠知、細川成也、サノーと先頭から4連打を浴びて1点を失い、続くボスラーの二併殺の間にもう1点。下村はここで降板、45球・3失点でマウンドを降りました。プロ入り最短の登板です。1対3、しかもドームの空気は完全に中日でした。

三回はホンマに嫌な流れやった。先頭から4本続けて打たれたらベンチも動けんわ。せやけどな、ワシが今日いちばん唸ったのはあの後や。セベリーノが併殺と内野ゴロで火を消して、岡留が5回6回を三振4つでピシャリ。あそこで追加点をやっとったら、この試合は終わっとった。派手さはないけど、あの2イニングが勝ちを引き寄せたんやで。
6回、森下と佐藤輝の連打から前川右京のファーストゴロの間に1点を返して2対3。そして8回、先頭の大山悠輔が三振に倒れたあと、前川が二塁手の横を破る安打で出塁。代走・植田海が出たところで打席には坂本誠志郎。カウントを支配していた中日3番手・橋本侑樹の初球系の球を捉え、打球はレフトスタンドへ。今季9号、8月に入って7本目という一発が、そのまま決勝点になりました。
その後は木下里都が7回を無安打(2四球)で切り抜け、8回はドリス、9回は工藤泰成。最後は二死一二塁のピンチで樋口正修をピッチャーゴロに仕留めて試合終了です。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1(中) | 近本 光司 | 5打数4安打1得点1盗塁 | 5打数4安打の固め打ちで、1番の仕事を完璧に果たした |
| 2(二) | 中野 拓夢 | 3打数0安打 犠打2 | 安打はゼロも初回と3回の犠打で確実に走者を進めた |
| 3(右) | 森下 翔太 | 3打数2安打2四球1得点 | 5打席すべてで出塁。6回の得点も彼から始まった |
| 4(三) | 佐藤 輝明 | 5打数3安打1打点 | 先制打含む3安打。打率は.322まで上昇 |
| 5(一) | 大山 悠輔 | 5打数0安打 | 連続試合安打が10でストップ。6回の遊直は惜しかった |
| 6(左) | 前川 右京 | 4打数1安打1打点 | 6回の進塁打で1点、8回は逆転劇の起点となる安打 |
| 7(捕) | 坂本 誠志郎 | 5打数1安打2打点(9号2ラン) | その1本が決勝点。6人の投手を無失点で導いたリードも見事 |
| 8(遊) | 元山 飛優 | 4打数2安打 | 熊谷ではなく元山が起用され、しっかり結果を出した |
チーム14安打で4得点。数字だけ見れば「またしても拙攻」ですが、内容は前日までと明らかに違いました。近本が5打数4安打と完全に復調気配で、森下は2四球を含めて5打席すべて出塁。ここ2試合で計7安打0得点だった打線に、走者を出し続ける力が戻っています。
そして坂本誠志郎です。打率.220という数字とは裏腹に、8月だけで7本塁打。9号2ランは今季の勝敗を左右する場面での一発で、主将の存在感を改めて見せつけました。
投手
| 投手(勝敗・セーブ・通算成績付き) | 成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点) |
|---|---|
| 下村 海翔(防御率3.63) | 2回・45球・被安打7・与四球0・奪三振2・3失点 |
| セベリーノ(防御率3.27) | 2回・9球・被安打1・与四球0・奪三振0・無失点 |
| 岡留 英貴(防御率0.00) | 2回・27球・被安打0・与四球0・奪三振4・無失点 |
| 木下 里都(勝・今季4勝目/防御率1.75) | 1回・18球・被安打0・与四球2・奪三振0・無失点 |
| ドリス(H/防御率1.80) | 1回・21球・被安打1・与四球1・奪三振0・無失点 |
| 工藤 泰成(S・今季5セーブ目/防御率1.01) | 1回・16球・被安打1・与四球1・奪三振1・無失点 |
下村にとっては手痛い一日でした。ただ、四球0という点は見逃せません。制球そのものは崩れておらず、修正できる範囲の失敗です。まだ7登板目、ここから積み上げていく投手です。
救援陣は文句なしでした。5人で7イニングを投げて被安打3・無失点。特にセベリーノがわずか9球で2イニングを片づけたことで、その後の継投に余裕が生まれました。岡留の27球4奪三振も見事で、勝ち試合の中盤を任せられる存在になりつつあります。

先発が3回もたんかったのに勝つ。これがチームの厚みっちゅうもんや。ワシは坂本を褒めたい。打率が2割そこそこでも、ここぞで打つ男は昔からおる。ミット構えて6人の投手を1点もやらずに帰ってきて、そのうえ決勝ホームランや。キャプテンっちゅうのはこういうもんやで。

ぼくは岡留投手の2イニングに震えました!5回6回を6人でピシャリ、しかも三振4つ。上林選手も細川選手も石川選手もバットに当てられてないんですよ。あと木下投手の7回、四球2つでピンチを背負いながら無安打で切り抜けたのもすごく大きかったです。この夏で一気にブルペンの序列が変わってきた感じがして、めちゃくちゃ面白いです!
まとめと次戦への展望
この勝利で阪神は64勝49敗1分、貯金15で首位をキープしました。この日9対2でヤクルトに大勝した2位・巨人とのゲーム差は1.5のまま。連敗を2で止め、バンテリン3連戦を1勝2敗で乗り切ったのは、順位表以上に大きな意味を持ちます。
そして次戦、8月28日は甲子園に巨人を迎えての首位攻防3連戦初戦です。予告先発は阪神が村上頌樹(9勝6敗・防御率1.87)、巨人がハワード(3勝2敗・防御率1.31)。今季の対戦成績は阪神の13勝7敗と大きく勝ち越していますが、防御率1点台同士の投手戦は間違いなくロースコアになります。

現在の勝率は.566、残り試合を考えると1.5ゲーム差は決して安全圏ではありません。ただ、今日のように先発が2回で降板しても勝ち切れるチームの勝率は、シーズン終盤に必ず効いてきます。次戦の村上投手は今季21登板で防御率1.87、対巨人は5登板3勝2敗・防御率2.19。甲子園という球場係数も考えれば、2点台前半の失点で収まる可能性が高いと見ています。

さあ、ここからが本番や。甲子園で巨人3連戦、ワシらが待ちに待った舞台やないか。今日の勝ちで流れは間違いなくこっちに来とる。村上に思い切って投げさせて、打線は初回から仕掛けたれ。ワシは仕事終わったら一目散に帰ってテレビの前に座るで。

首位攻防戦って、若い選手が一番伸びる場所だと思うんです!今日の岡留投手や木下投手が、あの満員の甲子園でどんな球を投げるのか。想像しただけでワクワクします。元山選手の2安打も忘れずに触れておきたいですね。チャンスをもらった選手が結果を出す、いいチームの形になってきました。

逆転勝ちで連敗ストップ、そして明日からは甲子園で巨人との首位攻防戦。今シーズンでいちばん熱い3日間が始まるよ。TAIgaは明日の予測記事で、村上くんとハワードの数字をじっくり比べてみるつもり。みんなも一緒に甲子園を後押ししようね!
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


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