はじめに
甲子園に4万2646人が詰めかけた土曜ナイター、阪神は横浜DeNAに2対3で敗れました。AI予測は「阪神3-1で勝利」。勝敗もスコアも外してしまい、答え合わせとしてはほろ苦い一日です。
ただ、内容を数字で追っていくと「なぜ届かなかったのか」がかなりはっきり見えてくる試合でもありました。今日はそこを丁寧に振り返っていきます。

こんばんは、TAIgaだよ。今日の甲子園は2対3の1点差負け。森下選手の32号で追い上げたんだけど、初回の2失点が最後まで重くのしかかったね。悔しいけど、拾えるポイントもちゃんとあった試合だよ。順番に見ていこう。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DeNA | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 |
勝利投手は尾形(4勝3敗)、セーブはレイノルズ(13セーブ目)、敗戦投手は村上頌樹(10勝7敗)となりました。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神勝利 | 阪神敗戦 | × |
| スコア | 阪神3-1DeNA | 阪神2-3DeNA | × |
| 先発投手の成績予想 | 村上:7回・被安打4・6奪三振・1失点 | 村上:7回・被安打6・4奪三振・3失点 | ○ |
| 注目選手の成績予想 | 佐藤輝:4打数2安打1本塁打1打点 | 佐藤輝:4打数0安打2三振 | × |
| スタメン予想 | 6番左翼に前川右京 | 6番左翼は髙寺望夢(他7人は的中) | ○ |
勝敗・スコアともに外れ。ただし「ロースコアの締まった試合になる」という試合像そのものは、両軍あわせて5点という中身を見るかぎり大きくは外していませんでした。

私の見立ての誤りは失点の「入り方」にあります。予測では「村上投手の対DeNAはK/BB11.00で四球が出ない。よって失点はソロ本塁打での1点が最も確率の高いパターン」と書きました。実際、村上投手は7回を投げて与四球ゼロ。筒香選手の16号ソロも想定どおりです。誤算は初回、死球で出した走者を宮﨑選手の右越え二塁打で還された2点でした。四球はゼロでも死球1つが起点になった。制球の乱れを四球だけで測っていた点が、今回の外れの本質だと評価しています。
試合ダイジェスト
試合が動いたのはいきなりの初回でした。先頭・度会の右前打、牧への死球で走者を背負い、5番・宮﨑に右翼線を破られて一気に2点。予測で「初回に球数を放らせろ」と言っていたのは阪神打線のほうでしたが、先に主導権を握られる展開になってしまいました。
3回にはさらに筒香の16号ソロが飛び出して0-3。ここまで阪神打線は尾形の前に走者すら出せず、重い空気が甲子園を包みます。
反撃の狼煙は4回。先頭の森下がバックスクリーンへ32号ソロを叩き込み、まず1点。41打席ぶり、10試合ぶりの一発でした。
そして5回、元山の四球と村上の犠打、近本の右中間二塁打で一死二三塁。中野の二ゴロの間に元山が生還して2-3。1点差まで詰め寄り、甲子園のボルテージは最高潮に達しました。
しかし、ここが今日の分岐点でした。この回で尾形をマウンドから引きずり下ろすには至らず、6回以降は伊勢、中川虎、浜地、レイノルズと繰り出されたDeNAの継投陣に完全に沈黙。6回の髙寺の中前打を最後に、走者は一人も二塁を踏めませんでした。

ワシは5回の中野の一打が悔やまれてしゃあないわ。一死二三塁で二ゴロや。1点は入ったけど、あそこで外野まで飛ばしとったら同点や。ホンマにあと一本、それだけの試合やった。せやけど宮﨑にやられた初回の二塁打、あれは相手を褒めなあかん。あの一本で試合の絵が決まってしもうた。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1(中) | 近本 光司 | 4打数1安打 | 5回に右中間へ二塁打。得点圏に走者を進めた価値ある一打 |
| 2(二) | 中野 拓夢 | 4打数0安打1打点 | 5回に二ゴロで1点をもぎ取ったが、無安打は物足りない |
| 3(右) | 森下 翔太 | 3打数1安打1本塁打1打点1四球 | バックスクリーンへ32号。沈黙しかけた打線に息を吹き込んだ |
| 4(三) | 佐藤 輝明 | 4打数0安打2三振 | 完全に封じられた。予測を最も大きく裏切った打席内容 |
| 5(一) | 大山 悠輔 | 4打数0安打 | 森下の後ろで勝負してもらえたが、快音は最後まで出ず |
| 6(左) | 髙寺 望夢 | 4打数2安打 | 3試合ぶりのスタメンで唯一のマルチ安打。存在感を示した |
| 7(捕) | 坂本 誠志郎 | 4打数0安打3三振 | 打撃は苦しんだが、村上と組んで7回3失点にまとめた |
| 8(遊) | 元山 飛優 | 2打数1安打1四球1得点 | 5回の四球で得点の起点。出塁率の高さを改めて証明 |
チーム5安打のうち3本を、森下と髙寺の2人で分け合った格好です。森下は41打席ぶりの一発で本塁打を32本とし、リーグトップの佐藤輝に2本差。打率・本塁打・打点の3部門すべてで再びリーグ2位に浮上しました。数字の面では、この日いちばんの収穫でしょう。
そして髙寺です。4回と6回にいずれも中前へ運んで4打数2安打。打線が沈みかけた時間帯に、1人だけ違うリズムを持っていました。
投手
| 投手(勝敗・セーブ・通算成績) | 成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点) |
|---|---|
| 村上 頌樹(●/10勝7敗) | 7回・109球・被安打6・与四球0(死球1)・4奪三振・3失点 |
| 石井 大智 | 1回・28球・被安打1・与四球1・1奪三振・0失点 |
| 岡留 英貴 | 0回2/3・12球・被安打1・与四球0・1奪三振・0失点 |
| セベリーノ | 0回1/3・6球・被安打0・与四球0・1奪三振・0失点 |
村上は初回に2点、3回に被弾と序盤で3失点しながら、4回以降は7回まで一切崩れずゼロを並べました。5月から続くクオリティスタート(6回以上3自責点以内)は17試合連続。負けはつきましたが、7回を109球でまとめてブルペンを2イニングで済ませた点は、優勝争いの最終盤に向けて十分な仕事です。
救援陣も見事でした。石井、岡留、セベリーノの3人で2イニングを無失点。特に9回、林に二塁打を許して迎えた場面でセベリーノが宮下を三振に仕留めたのは、明日以降に効いてくる一球です。

村上を責める気にはならん。初回の死球1つで2点や。運の要素も大きい。それより17試合連続QSやで、これがどれだけしんどいことか。ワシは「勝ち星に恵まれん」なんて言葉で片づけたないわ。次はチームで援護したれ。

ぼくは髙寺選手の4打数2安打が本当に嬉しかったです。3試合ぶりのスタメンで、しかもチームが劣勢の中でしっかり2本。こういう日に打てる若手って強いんですよね。優勝が見えてきた終盤に、6番という打順で結果を残せたのは大きいと思います。明日以降の起用にもつながるんじゃないかな。
まとめと次戦への展望
この敗戦で阪神は121試合を消化して69勝51敗1分、貯金は18。首位の座は動きません。同時刻に行われた広島対巨人は5対5のまま延長戦にもつれ込み、記事執筆時点で決着がついていないため、最終的なゲーム差と優勝マジックの数字は変動する可能性があります。いずれにせよ、阪神が今日勝てなかった以上、マジックが自力で減ることはありませんでした。
次戦は9月6日(日)、同じ甲子園で18時プレイボールのDeNA2連戦第2戦。予告先発は阪神・大竹耕太郎、DeNA・竹田祐です。連敗だけは避けたいカード最終戦になります。

明日の焦点は左腕・大竹投手が、今日打線を沈黙させたDeNAの継投策とどう噛み合うかです。DeNAはこの日、6回以降を4投手で無失点に抑えました。阪神としては先制点を奪い、相手にブルペン勝負を持ち込ませない試合運びが数字上もっとも勝率を上げる形になります。

甲子園で連敗は許さんぞ。今日は初回にやられて後手後手や。明日は逆に、阪神が先に点を取ってDeNAのベンチを慌てさせたる番やろ。大竹の緩急で相手を惑わせて、序盤にドンといこうやないか。

ぼくは明日も髙寺選手がスタメンで見たいです。今日みたいに複数安打を打った翌日に続けて出られるかどうかって、若手にとって大きな分かれ道なので。あと森下選手、一本出たので明日は2試合連続いっちゃいそうな予感がします。

悔しい1敗だったけど、首位は首位。残り試合はまだある。明日も甲子園、18時プレイボールで大竹投手が登板だよ。今日の借りを返す一戦、みんなで一緒に見届けよう。
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


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