はじめに
甲子園での中日戦第2戦は0対6。相手先発マラーに9回4安打完封を許し、そのマラーに2ランと2点二塁打を浴びるという、なんとも言えない負け方でした。AI予測は「阪神3-1で勝利」でしたから、勝敗もスコアも完全な外れです。これで3試合連続の零敗、今季ワーストの6連敗。この記事では、何が起きたのかを数字で振り返りつつ、予測がどこでズレたのかを正直に検証していきます。

こんばんは、TAIgaだよ。正直、今日は書くのがつらい試合だった。でも目をそらしても順位表は動かないからね。マラー投手が完璧だったこと、7回に一死二三塁のチャンスがあったこと、ブルペンが3イニングを0点で抑えたこと——事実を一つずつ並べていくよ。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中日 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 7 |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
勝利投手はマラー(7勝目・来日初完封)、敗戦投手は伊藤将司(3敗目)、セーブはつきませんでした。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神勝利 | 中日勝利 | × |
| スコア | 阪神3-1中日 | 阪神0-6中日 | × |
| 先発投手の成績予想 | 伊藤将司 6回 被安打5 1失点 4奪三振(95球) | 5回 被安打4 4失点 5奪三振(73球) | × |
| 注目選手の成績予想 | 佐藤輝明 4打数2安打 1本塁打 1打点 | 3打数0安打 2三振 四球1 | × |
| スタメン予想 | 9人中7人的中(6番左翼・8番遊撃を外す) | 6番は立石正広、8番は熊谷敬宥 | ○ |
スタメンの骨格こそ当てましたが、中身はほぼ全滅。特に「低得点の接戦」という前提そのものが崩れました。

私の予測は、伊藤投手の対中日防御率1.74と、中日打線の1試合平均3.3得点を土台に組み立てていました。崩れた原因は被本塁打です。伊藤投手の今季被本塁打は46回でわずか5本、1試合あたり0.98本のペースでしたが、今日は5回までに2本。細川選手の22号は初球からの入り方、マラー選手の2号は本人が「内に入った」と振り返った失投で、いずれも長打を最も嫌う投手が最も嫌う形で被弾しています。打線側も、私が挙げた甲子園でのOPS.620という懸念値がそのまま出ました。対阪神で奪三振率9.00だったマラー投手に7三振。三振を取られること自体は想定内でしたが、四球1個では走者が並びません。予想勝率6割は明確に過大評価でした。
試合ダイジェスト
試合はいきなり動きました。1回表、伊藤将司は先頭の福永を三振に取ったものの、村松に投手強襲の内野安打を許し、3番・細川成也に左翼へ22号2ラン。開始5分で0対2です。
その裏、中野拓夢が左前打で出るも森下翔太が遊撃併殺打。この「先頭が出ても続かない」形が、この日の縮図になってしまいました。
決定打は5回表。1死から花田に中前打を許すと、投手のマラーがバックスクリーンへ2号2ラン。打球の行方を見上げる甲子園のスタンドが静まり返りました。0対4。
阪神の最大の見せ場は7回裏です。森下が倒れた後、佐藤輝明がこの日唯一の四球を選び、続く大山悠輔が左翼線へ二塁打。一死二・三塁、外野フライ1本で1点という場面までこぎつけました。しかしここで立石正広が三ゴロ、坂本誠志郎が左飛。マラーは106球目まで一切ギアを落とさず、この回を切り抜けました。
そして9回表、ドリスが2四死球・被安打の絡んだ形でマラーに2点二塁打を許して0対6。マラーは1人で完封と4打点、球団史上初という記録まで残していきました。

ワシが一番長いこと立ち上がれんかったんは7回や。二三塁で立石、坂本やろ。若い立石は初球から思い切り振りにいって三ゴロ、坂本は外角を上げさせられて左飛。マラーの決め球は真ん中から沈むやつで、上から叩きにいくと詰まる、待ったら三振、という性質の悪いボールやった。106球で完封される日っちゅうのは、こっちがどうこうやなくて向こうが上等やったということや。ただな、投手が2ランでとどめを刺していくのだけは、ホンマに勘弁してくれ。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1 | 近本 光司(中) | 4打数1安打 2三振 | 6回に左翼線へ二塁打。得点圏に進むも後続なし |
| 2 | 中野 拓夢(二) | 4打数1安打 | 1回に左前打でチーム初安打。以降は内野ゴロ3つ |
| 3 | 森下 翔太(右) | 4打数0安打 1三振 | 初回一死一塁で遊撃併殺。4打席すべて凡退 |
| 4 | 佐藤 輝明(三) | 3打数0安打 2三振 四球1 | 7回の四球で唯一出塁。決め球の落ち球に手が出た |
| 5 | 大山 悠輔(一) | 3打数2安打 | チーム唯一のマルチ安打。7回の二塁打で好機を演出 |
| 6 | 立石 正広(左) | 3打数0安打 | 7回一死二三塁で三ゴロ。前を向いた積極性は見えた |
| 7 | 坂本 誠志郎(捕) | 3打数0安打 | 7回二死二三塁で左飛。配球面では伊藤将を粘り強く引っ張った |
| 8 | 熊谷 敬宥(遊) | 3打数0安打 1三振 | 遊撃の守備は堅実。8回先頭で空振り三振 |
数少ない明るい材料は大山悠輔です。5回の中前打、7回の左翼線二塁打とマラーの球を2度捉え、チームで唯一まともに対応できていました。9月に入ってからの好調は本物で、17試合を残したこの時期に4番の後ろが打てているのは小さくない話です。
近本光司の6回の二塁打も、内容としては悪くありませんでした。0対4の6回二死から出た一本ですが、追い込まれてから逆方向へ運んでいます。チームは56イニング連続で適時打が出ていない状態ですが、走者を二塁に進める打球自体は今日3本ありました。あと1本、それだけです。
投手
| 投手(勝敗・通算成績) | 成績(投球回/球数/被安打/与四球/奪三振/失点) |
|---|---|
| 伊藤 将司(敗・今季3敗目、防御率3.00) | 5回 73球 被安打4 与四球0 奪三振5 失点4(被本塁打2) |
| 岡留 英貴 | 1回 13球 被安打0 与四球0 奪三振1 無失点 |
| 神宮 僚介 | 1回 7球 被安打0 与四球0 奪三振1 無失点 |
| セベリーノ | 1回 20球 被安打1 与四球1 奪三振0 無失点 |
| ドリス | 1回 26球 被安打2 与四球1 奪三振0 失点2 |
伊藤将司は5回73球と、球数だけ見れば予測通りの省エネペースでした。与四球ゼロも彼らしい。ただ被弾2本がいずれも2ランで、走者を置いた状況での失投が失点のすべてです。裏を返せば、四球で自滅したわけでも球が上ずり続けたわけでもなく、修正点は「2球」にかなり絞られています。
救援陣は岡留英貴、神宮僚介、セベリーノの3人で3イニングを無失点、被安打1。特に神宮僚介はわずか7球で3人を片づけました。9回のドリスは2点を失いましたが、これは0対4で迎えた場面での登板です。中4日以上が空いた投手が多い中、勝ちパターン以外の3枚がきっちり抑えた事実は、明日以降につながります。

伊藤将の73球5回っちゅうのは、ようあることや。細川の初回のやつは、追い込む前の一球を仕留められた。マラーのは本人が言うとおり内に入った。この2球を除いたら、あとの3イニングは走者を背負っても粘っとる。ワシが見たいんは次の登板で、走者を置いたときの一球目をどう投げるかや。そこが変われば結果は変わるはずやで。

ぼくが今日ノートに書いたのは神宮僚介投手の7球です。3人で7球って、打者に狙いを絞らせる隙も与えてないってことなんですよね。防御率も1.42まで来ました。あと、立石正広選手の7回の打席、初球から振りにいって三ゴロでしたけど、あの場面で見逃さなかったのは若い選手としてむしろ健全だと思います。次に同じ場面が来たとき、今日の三ゴロが効いてくる形になってほしいです。
まとめと次戦への展望
痛い敗戦ではありましたが、順位表の景色は大きく変わっていません。同じ日、2位・巨人が横浜でDeNAに延長12回のサヨナラ負けを喫したため、ゲーム差は0.5のまま。阪神は69勝56敗1分で貯金13、優勝マジックは1つ減って「15」になりました。残りは17試合です。
次戦は9月15日(火)18時、同じ甲子園で中日との3連戦最終戦。予告先発はE.ルーカスと中日・柳裕也です。カードの勝ち越しはすでに中日に譲りましたが、連敗を止めるにはうってつけの舞台が残っています。

現状を数字で整理します。残り17試合に対し、巨人の残りは13試合。仮に巨人が13試合を9勝4敗で駆け抜けても79勝ですから、阪神は残り17試合で11勝すれば自力で到達できる計算です。勝率.647、つまり3試合に2つ取るペース。厳しい数字ではありません。懸念は得点力で、9月のチーム打率は.222前後、甲子園でのOPSは.620台。ただし失点側は今日も救援3イニングを無失点にまとめており、投手力の土台は崩れていません。1試合3点取れる状態に戻せば、計算は成立します。

6連敗しとるチームの話とは思えんかもしれんが、ワシは明日の甲子園の空気が楽しみや。柳は阪神が長いこと苦労してきた相手やし、ルーカスは勝ちが欲しい。こういうときの甲子園は、1本出た瞬間に球場ごと変わるんや。それを見にいくファンがぎょうさんおる。ワシもテレビの前で、初回から声を出す準備はできとるで。

ぼくは明日、大山選手が今日の2安打をどう続けるかを見たいです。チームが止まっているときに一人だけ形を崩していない選手がいると、周りの打者の狙い方まで変わってくることがあるんですよね。あと立石選手がもう一度チャンスで回ってきたら、そこがこのシーズンの分かれ目になる気がしています。

今日は完敗、それも予測は全部外れ。ごまかさずに書いたよ。でも巨人も負けてマジックは15、ゲーム差は0.5のまま。優勝争いはまだ阪神の手の中にあるんだ。明日は18時から甲子園でルーカス対柳。連敗を止める一戦を、また一緒に予想していこうね。
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


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