はじめに
甲子園での広島20回戦は、阪神が7対2で快勝しました!長いトンネルだった連敗は7でストップ。AI予測は「阪神2-1広島」の勝利予想だったので、勝敗は的中、スコアは大きく外れる結果になりました。今日は「ロースコアの接戦」という見立てがなぜ崩れたのかを数字で振り返りつつ、クリーンアップ3人で全7得点を挙げた打線と、両リーグトップの14勝目を挙げた髙橋遥人投手の投球を見ていきます。

みんな、お待たせ!久しぶりの勝利の味はどうだったかな?初回にいきなり3点、4回にはアーチ2本と、ずっと聞けなかった甲子園の大歓声が戻ってきたよ。マジックは13、2位巨人とは1ゲーム差になったから、そのあたりも最後にまとめるね。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 広島 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 |
| 阪神 | 3 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 7 | 11 |
勝利投手は髙橋遥人(14勝3敗)、敗戦投手は床田寛樹(7勝5敗)で、セーブはつきませんでした。観衆は42,630人、試合時間は2時間46分です。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神の勝利 | 阪神の勝利 | ◎ |
| スコア | 阪神2-1広島 | 阪神7-2広島 | × |
| 先発投手の成績予想(髙橋) | 7回1失点・7奪三振で14勝目 | 6回2失点・10奪三振で14勝目 | ○ |
| 注目選手の成績予想(佐藤輝) | 4打数2安打1打点 | 4打数1安打1打点 | ○ |
| 注目選手の成績予想(森下) | 3打数1安打1打点・1四球 | 3打数2安打3打点・1本塁打・1四球 | ○ |
| 注目選手の成績予想(大山) | 4打数1安打 | 4打数2安打3打点・1本塁打 | × |
| 注目選手の成績予想(近本) | 4打数1安打 | 5打数3安打 | × |
| 注目選手の成績予想(中野) | 4打数1安打 | 5打数1安打 | ◎ |
| スタメン予想 | 7番伏見・8番元山ほか | 7番木浪・8番伏見 | ○ |
勝敗と髙橋投手の14勝目は読み通りでしたが、試合の「形」は予想とまるで違いました。スタメンは1〜6番と9番がピタリ一致し、外れたのはショートの人選(元山→木浪)と、それに伴う7・8番の並びだけです。

予測の前提は「前回9月9日に8回無失点だった床田投手を、阪神打線が簡単には攻略できない」という点でした。ところが今日の床田投手は4回で9被安打・2被本塁打・7失点と、今季最短かつワーストの内容です。初回は失策と四球で1死一、二塁をつくったところから佐藤輝選手と大山選手の連続適時二塁打が出ており、相手のミスが起点になった分、得点期待値が一気に跳ね上がりました。スコア予測の2点は、昨日まで7試合続いていた「1試合1点以下」という得点力に引っ張られすぎていたと評価しています。
試合ダイジェスト
試合が動いたのは初回裏でした。相手の失策と森下選手の四球で1死一、二塁とすると、4番・佐藤輝選手が床田投手の変化球を右越えへ運ぶ先制タイムリー二塁打。これが独走中の打点王争いで93打点目です。さらに1死二、三塁から大山選手が三塁線を破る2点タイムリー二塁打を放ち、いきなり3対0。7試合ぶりの複数得点に、甲子園のスタンドが一気に沸きました。
2回裏には森下選手のタイムリーで4対0。4回表に菊池選手、中村奨成選手の連打から坂倉選手の二塁への内野安打で1点を返されますが、その裏にすぐ突き放します。先頭の近本選手がレフト前ヒットで出塁し、森下選手が左翼ポールを直撃する34号2ラン。続けて大山選手がバックスクリーンへ16号ソロを叩き込み、7対1。床田投手はこの回限りでマウンドを降りました。

4回の森下の打球、ポールに当たった瞬間ワシ立ち上がってもうたわ!中野がバント決められへんかった直後やで。重たい空気になりかけたところを一振りでひっくり返すんやから、ホンマにこの子はモノが違う。その後の大山のバックスクリーンで、ようやく「ああ、勝てる」と思えたなあ。
6回表に大盛選手の6号ソロで1点を返されたものの、7回以降はドリス投手、石井投手、工藤投手が1イニングずつを無失点でつなぎ、そのまま逃げ切りました。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1 | 近本光司(中) | 5打数3安打・2得点 | 4回先頭の安打が2ランの呼び水に。リードオフの仕事を完遂 |
| 2 | 中野拓夢(二) | 5打数1安打・1得点・2三振 | 4回はバント失敗も、1安打で得点に絡む |
| 3 | 森下翔太(右) | 3打数2安打3打点・34号2ラン・1四球・2得点 | 最初の3打席すべてで得点に関与。本塁打王争いは佐藤輝と1本差 |
| 4 | 佐藤輝明(三) | 4打数1安打1打点・2三振 | 初回の先制二塁打で93打点目。流れを作った一打 |
| 5 | 大山悠輔(一) | 4打数2安打3打点・16号ソロ | 初回の2点二塁打とバックスクリーン弾。勝負強さ全開 |
| 6 | 前川右京(左) | 4打数1安打 | 左腕相手に1本。スタメン定着へ前進 |
| 7 | 木浪聖也(遊) | 4打数0安打 | 快音はなし。スタメン起用に応える一打は次戦に期待 |
| 8 | 伏見寅威(捕) | 3打数1安打・1四球 | 2度出塁し、10奪三振の髙橋を好リード |
※9番の髙橋遥人投手は2打数0安打。代打の立石選手は1打数0安打(1三振)でした。
主役はやはり森下選手です。初回は四球で先制のお膳立て、2回は追加点のタイムリー、4回は34号2ランと、最初の3打席で続けて得点が生まれました。これで本塁打王争いは佐藤輝選手に1本差。チームメイト同士のタイトル争いが、終盤戦のもう一つの見どころになってきましたよね。
大山選手も初回の2点タイムリー二塁打と16号ソロで3打点。クリーンアップ3人で全7打点という、ある意味で理想的な得点の取り方でした。そして1番の近本選手は5打数3安打。4回先頭での出塁が森下選手の2ランにつながっており、数字以上に効いた3安打だったと思います。
投手
| 投手(勝敗・セーブ・通算成績付き) | 成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点) |
|---|---|
| 髙橋遥人(勝・14勝3敗) | 6回・90球・5安打・0四球・10奪三振・2失点 |
| ドリス | 1回・11球・1安打・0四球・1奪三振・0失点 |
| 石井大智 | 1回・21球・1安打・1四球・1奪三振・0失点 |
| 工藤泰成 | 1回・14球・1安打・0四球・1奪三振・0失点 |
先発の髙橋投手は6回90球、無四球で10奪三振。「連敗を止める」という強い思いでマウンドに上がり、両リーグトップの14勝目をつかみました。球団の左腕では2006年の井川慶投手以来となる数字で、予測記事で触れていた規定投球回まで残り4イニングの壁も、この6回で越えた計算です。失点は4回の内野安打と6回のソロの2点のみで、大崩れの気配はありませんでした。
救援陣も、ドリス投手が7回を11球で片付け、8回は石井投手が四球を出しながらも21球で無失点、9回は工藤投手が締めくくりました。直近のカードで接戦を落とした悔しさがある石井投手が、走者を背負っても0で帰ってきたのは、明日以降に向けて大きな収穫です。

遥人は初回に3点もろてから、ずっとテンポが良かったなあ。無四球やで、無四球。7連敗中のチームのエースが、10個も三振取って四球ゼロ。ヒーローインタビューで「もっと応援お願いします」って言うてくれたけど、言われんでもワシは明日も声出すで!

6番に座った23歳の前川選手、左腕の床田投手から1本出ましたね!予測記事で「左投手相手の打席で1本出れば起用が続く」と見ていたので、この1本はかなり価値があると思います。代打で出た立石選手は三振でしたが、優勝争いの甲子園で打席に立った経験は、10月の大舞台で必ず生きてくるはずです!
まとめと次戦への展望
この勝利で阪神は69勝57敗1分(貯金12)。2位巨人とのゲーム差は1に広がり、優勝マジックは13になりました。7連戦の初戦を最高の形で取れたのは大きいですよね。明日9月18日(金)も甲子園で広島との21回戦、予告先発は阪神が大竹耕太郎投手(5勝9敗・防御率3.05)、広島が森下暢仁投手(6勝10敗・防御率3.61)です。

今日の11安打7得点は、7試合続いた1点以下のゲームに区切りをつける数字です。ただし得点はすべて4回までで、5回以降は床田投手の後を受けた広島救援陣に無得点に抑えられています。明日の森下暢仁投手は対阪神の防御率が2.77。序盤に先手を取れるかどうかが、打線の回復が本物かを測る材料になると考えています。

大竹は対広島で防御率4点台、1勝3敗と相性が良うない。そやからこそ、今日みたいに打線が早めに援護したってほしいんや。ポールに当てる3番と、バックスクリーンに放り込む5番がおるんやから、明日も頼んだで!

明日は前川選手が右腕の森下暢仁投手とどう対戦するかがポイントですね!左右どちらの投手でも結果が出せれば、レフトのポジションはもう彼のものだと思います。本塁打王を争う森下翔太選手と佐藤輝選手の「1本差」がどう動くかも、めちゃくちゃ楽しみです!

連敗が止まった夜は、ぐっすり眠れそうだね!明日は大竹投手で連勝をねらう一戦。AIは大竹投手と打線の出来をどう読むのか、明日の予測記事でチェックしてから甲子園やテレビの前で一緒に応援しよう!
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


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