はじめに
今季最後の「伝統の一戦」は、延長12回・試合時間5時間5分の末に2対2の引き分けでした。AIの予測は「阪神3-1で勝利」だったので勝敗は外れ。ただ、スタメン予想は9人全員が的中しています。2度リードを許しながら大山選手のバットで2度追いついたこの一戦を、数字とともに振り返っていきます。

甲子園の4万2640人、そして画面の前で最後まで粘ったみんな、本当にお疲れさま!勝てはしなかったけど、マジックは2になって最短の胴上げは3日の広島戦だよ。23時過ぎまで続いた大一番、中身はかなり濃いから最後まで付き合ってね。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 巨人 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 14 |
延長12回引き分けのため、勝利投手・敗戦投手・セーブはいずれも記録されていません。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神の勝利 | 引き分け(延長12回) | × |
| スコア | 阪神3-1巨人(レンジ:阪神2〜5点・巨人0〜2点) | 阪神2-2巨人 | ○ |
| 村上頌樹の成績 | 7回1失点 | 5回104球1失点 | ○ |
| 佐藤輝明 | 4打数1安打1本塁打1打点 | 6打数1安打(二塁打)0打点 | × |
| 大山悠輔 | 3打数1安打1打点(終盤に適時打) | 6打数2安打2打点・20号ソロ | ◎ |
| 森下翔太 | 4打数2安打1打点 | 2打数1安打3四球 | ○ |
| スタメン予想 | 1〜8番+投手の9人 | 9人全員的中 | ◎ |
勝敗は外れましたが、両チームの得点は予測レンジの中に収まり、大山選手の「終盤のタイムリー」もほぼシナリオ通りでした。一方で、主役に据えた佐藤輝選手の39号は出ませんでした。

予測と結果を分けたのは「残塁16」です。阪神は14安打に6四球と1死球、合計21人の走者を出しながら得点は2。予測モデルは安打数から3点前後を見込んでいましたが、1回の無死満塁や3回の1死一、三塁など、得点期待値の高い場面で併殺と浅い飛球が続きました。村上投手も22人に104球、1イニングあたり約21球と球数がかさみ、7回想定が5回で終わった点も誤差の大きな要因です。
試合ダイジェスト
立ち上がりから試合は大きく動きかけます。1回裏、近本選手の四球、中野選手の右前打、森下選手の四球で無死満塁。しかし佐藤輝選手が三振、大山選手が三塁ゴロ併殺に倒れて無得点。3回も1死一、三塁の好機で大山選手が浅い左飛に終わり、竹丸投手を攻略しきれません。
先手を取ったのは巨人でした。4回表、大城選手の左中間二塁打から吉川選手に中前適時打を許して0-1。阪神は竹丸投手に5回で7安打を浴びせながら、ホームが遠い時間が続きました。
流れを変えたのは、序盤に2度好機を逃した大山選手本人です。6回裏、2番手の西舘投手から左翼席へ同点ソロ。3試合連続となる20号で、20本到達は2022年以来4年ぶりです。
しかし8回表、3番手の及川投手が安打と四球で走者をため、吉川選手に中犠飛を打たれて1-2。9回裏、マウンドには巨人の守護神マルティネス投手が上がります。近本選手が二ゴロに倒れた後、中野選手が右翼線二塁打、森下選手が四球。佐藤輝選手の中飛で中野選手が三塁へ進み、2死一、三塁で打席には大山選手。センター前へはじき返し、土壇場で2-2に追いつきました。

9回2死で大山に回った瞬間、ワシは立ち上がっとったで!1回の満塁ゲッツーも3回の浅いフライも、全部あの一打のための前振りやったんやなあ。佐藤輝のセンターフライで中野が三塁まで走ったんも大きかった。あれがあったから単打1本で追いつけたんや。
延長に入ると、阪神は10回以降も四死球などで走者を出し、近本選手が申告敬遠で歩かされる場面もありましたが、巨人の代木投手に2回1/3を無失点に抑えられます。投手陣もドリス、工藤、岩崎、石井とつないで12回まで無失点。最後は2対2のまま試合終了となりました。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1 | 近本光司(中) | 4打数1安打・2四球(1敬遠)・1盗塁 | 7回に左前打。延長では勝負を避けられるほど警戒された |
| 2 | 中野拓夢(二) | 4打数2安打・1四球・1死球・1得点 | 9回の右翼線二塁打が同点劇の起点に |
| 3 | 森下翔太(右) | 2打数1安打・3四球 | 3度の四球で出塁。9回も四球でつなぎ、終盤に代走・植田と交代 |
| 4 | 佐藤輝明(三) | 6打数1安打(二塁打)・2三振 | 1回無死満塁で三振。9回の中飛は走者を進める価値ある一打 |
| 5 | 大山悠輔(一) | 6打数2安打・2打点・1本塁打 | 6回に20号同点ソロ、9回2死から同点打。チームの全打点 |
| 6 | 髙寺望夢(左) | 6打数2安打・3三振 | 2回と8回に右前打。好調を維持 |
| 7 | 坂本誠志郎(捕) | 4打数2安打・1犠打 | 打っても2安打。村上投手を5回1失点に導き、終盤に代走・熊谷と交代 |
| 8 | 元山飛優(遊) | 5打数2安打・1犠打 | 4回、6回と連続安打。下位から好機を作った |
今日の主役は文句なしに大山選手です。1回の併殺、3回の浅い飛球と好機で2度凡退しながら、6回に同点ソロ、9回2死から同点打。チームの2打点をすべて1人で叩き出しました。3試合連続本塁打と、ここに来て状態は今季最高潮と言っていいと思います。
2番の中野選手も見逃せません。9回、マルティネス投手から放った右翼線二塁打がなければ同点劇は始まりませんでした。さらに8番の元山選手と6番の髙寺選手がそろってマルチ安打。6番以下の打線で14安打のちょうど半分、7本が生まれています。
投手
| 投手(勝敗・セーブ・通算成績付き) | 成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点) |
|---|---|
| 村上頌樹(勝敗つかず) | 5回・104球・被安打4・与四球2(与死球1)・奪三振5・失点1 |
| 木下(勝敗つかず) | 2回・22球・被安打1・与四球0・奪三振1・失点0 |
| 及川雅貴(勝敗つかず) | 1回・20球・被安打1・与四球1・奪三振1・失点1 |
| ドリス(勝敗つかず) | 1回・12球・被安打0・与四球0・奪三振2・失点0 |
| 工藤(ホールド) | 1回・22球・被安打0・与四球1・奪三振2・失点0 |
| 岩崎優(ホールド) | 1回・14球・被安打1・与四球0・奪三振1・失点0 |
| 石井大智(勝敗つかず) | 1回・20球・被安打0・与四球0・奪三振1・失点0 |
先発の村上投手は5回1失点。中5日での登板で球数こそ多くなりましたが、許したのは4回の1点だけで、試合を壊さずにリリーフへつなぎました。6回から木下投手が2イニングを1安打無失点。8回の及川投手は勝ち越し点を許したものの、後続を断って最少失点にとどめています。
そして9回以降の4イニングはドリス、工藤、岩崎、石井の4投手が被安打1で無失点。7人で13奪三振、巨人打線を7安打に抑えた投手陣の踏ん張りが、このドローを「負けなかった試合」にしてくれました。

8回の及川は1安打1四球で走者をためてしもたけど、吉川に打たれたんは犠牲フライで、2点目までは渡さんかった。そのあと大山が取り返してくれて、ベンチで「救われました」言うてたらしいやないか。ブルペンとベンチがひとつになっとる証拠やで。

10回の工藤投手、22球かかったけど2つの三振で無失点!延長のヒリヒリする場面を任されたのは信頼の証ですよね。打つほうでは23歳の髙寺選手が6番でまたマルチ安打。この大一番で6打席立ち続けた経験は、ポストシーズンで絶対に生きてくると思います!
まとめと次戦への展望
この引き分けで阪神は77勝59敗2分(貯金18)。2位巨人とのゲーム差は2のままで、優勝マジックは3から2に減りました。阪神は残り5試合で、巨人は残り2試合です。次戦は1日空けて10月3日(土)、マツダスタジアムでの広島戦(14時開始)。この試合に勝ち、巨人がDeNAに敗れれば、その瞬間に2年連続のリーグ優勝が決まります。予告先発は2日に発表される予定です。

引き分けは勝率計算から除外されるため、巨人の逆転には残り2試合の全勝が絶対条件で、さらに阪神が残り5試合を1勝4敗以下で終える必要があります。今日の21出塁という数字は、得点に結びつかなかったとはいえ打線の状態の良さを示しています。マジック2の消化は時間の問題だと評価しています。

5時間を超える試合で負けへんかった、これが一番大事や。ワシの膝はもうガクガクやけど、3日はマツダでビール片手に胴上げを待つで。大山、もう1本頼むわ!

植田選手の代走での盗塁、熊谷選手の途中出場と、ベンチメンバーもみんな役割を果たしていました。マツダで歓喜の輪ができたら、その中に若手がたくさんいるはず。その瞬間を想像するだけでわくわくします!

次はいよいよ優勝がかかるマツダの一戦。AIは村上投手の球数がかさんだ今日の反省も踏まえて、3日の展開をしっかり読み直すよ。予測記事が出たらぜひチェックして、胴上げの瞬間に備えてね!
以上です!5時間5分の死闘の振り返りに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


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