はじめに
CSファイナルステージ第2戦は、甲子園で阪神がDeNAに0対1で敗れました。AIの予測は「阪神3-1で勝利」でしたので、勝敗・スコアともに外れです。髙橋遥人投手が8回1失点と予測以上の投球を見せた一方、打線は2安打に終わり、2試合連続の無得点。アドバンテージを含めた対戦成績は1勝2敗となりました。今回は、ゼロが並んだ投手戦のどこに分かれ目があったのかを、予測との差分から振り返っていきます。

みんな、こんばんは。今夜の甲子園は、9回裏まで1点を追いかける息の詰まる試合だったよ。髙橋投手が8回のたった1球に泣いて0対1。でもね、9回にはダブルスチールで一打サヨナラの場面まで作ったんだ。まだシリーズは終わっていないから、最後まで一緒に見ていってね。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
勝利投手は馬場投手、セーブはレイノルズ投手、敗戦投手は髙橋遥人投手です。本塁打はDeNA・牧選手の8回ソロでした。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神の勝利 | 阪神の敗戦 | × |
| スコア | 阪神3-1DeNA | 阪神0-1DeNA | × |
| 先発投手の成績予想 | 髙橋遥人 7回1失点 | 髙橋遥人 8回108球・5安打・1失点・6奪三振 | ○ |
| 注目選手の成績予想 | 佐藤輝 4打数1安打1本塁打、森下 3打数1安打1打点1四球、大山 4打数2安打1打点 | 佐藤輝 欠場、森下 2打数0安打1四球(途中交代)、大山 2打数0安打1四球1死球 | × |
| スタメン予想 | 近本・中野・森下・佐藤輝・大山・前川・元山・坂本 | 近本・中野・森下・大山・髙寺・木浪・伏見・元山 | ○ |
DeNAの得点「1」と髙橋投手の失点「1」はぴたり一致しましたが、阪神の得点を3点と見込んだ部分が大きく外れました。スタメンは1〜3番の並びと8人中5人の守備位置が的中しています。

予測モデルは尾形投手の与四球の多さから「四球を起点に3点」と弾いていました。実際、尾形投手から2四球を選び、1回と2回はともに得点圏まで走者を進めています。ただ、DeNAは尾形投手を4回60球で降ろし、5回以降を6人の継投でつなぎました。阪神打線の三振は11、安打は内野安打2本のみです。佐藤輝選手の欠場で中軸の長打力が抜けたことも、モデルが前提にしていた4回の2ランという得点ルートを消しました。継投の早さと主砲の欠場、この2つを織り込めなかったことが外れの主因だと分析しています。
試合ダイジェスト
試合前に佐藤輝選手のベンチ外が判明し、4番には大山選手、5番に髙寺選手、6番三塁に木浪選手が入る布陣になりました。
阪神は1回、中野選手の投手内野安打と森下選手の四球で一、二塁としますが、大山選手が左飛、髙寺選手が空振り三振。2回も木浪選手が四球から二盗を決め、伏見選手の犠打で三塁まで進みましたが、あと1本が出ません。序盤に先制できなかったことが、結果的に最後まで響きました。
一方の髙橋投手は立ち上がりから低めを丁寧に突き、4回は佐野選手に四球を与えた直後、エンカーナシオン選手を遊ゴロ併殺に。最大のピンチは5回でした。宮﨑選手、松尾選手、蝦名選手の3連打で1死満塁。ここで代打・筒香選手を空振り三振、度会選手を投ゴロに仕留め、甲子園が一番沸いた瞬間でした。

5回の満塁、筒香が代打で出てきた時はワシ、手が震えたで。それを真っ向勝負で空振り三振や。そのあと度会のゴロも自分で捌いて、ベンチに戻る遥人の顔つきがホンマに頼もしかった。あれで流れは絶対こっちに来ると思うたんやけどなあ。
阪神は6回の打席で森下選手が右脚を痛めて途中交代するアクシデント。7回は大山選手の死球、髙寺選手の犠打、伏見選手の四球で2死一、二塁としましたが、代打・立石選手が空振り三振に倒れます。
そして8回表2死走者なし。牧選手に左中間へ運ばれ、これが決勝点となりました。9回裏は前川選手が三振の後、大山選手の四球と髙寺選手の投手強襲安打で1死一、二塁。代走・植田選手と髙寺選手がダブルスチールを決めて二、三塁と、一打サヨナラの形まで作りました。しかし木浪選手が空振り三振、伏見選手が二ゴロで試合終了です。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1 | 近本光司(中) | 4打数0安打 | 4打席とも凡退。出塁ゼロで上位の起点になれず |
| 2 | 中野拓夢(二) | 4打数1安打 | 1回に投手内野安打。チーム初安打を記録 |
| 3 | 森下翔太(右) | 2打数0安打1四球 | 1回に四球で好機を拡大。6回の打席で脚を痛め交代 |
| 4 | 大山悠輔(一) | 2打数0安打1四球1死球 | 7回死球、9回四球と2度出塁。9回は同点・逆転の走者に |
| 5 | 髙寺望夢(左→右) | 3打数1安打1犠打1盗塁 | 7回に犠打、9回に投手強襲安打と二盗。終盤に存在感 |
| 6 | 木浪聖也(三) | 3打数0安打1四球1盗塁 | 2回に四球から二盗。9回1死二、三塁で空振り三振 |
| 7 | 伏見寅威(捕) | 2打数0安打1四球1犠打 | 犠打と四球でつなぎ役。髙橋投手を8回まで好リード |
| 8 | 元山飛優(遊) | 2打数0安打 | 2打席凡退で7回に代打を送られる |
この日の阪神で光ったのは、9回の髙寺選手です。2打席連続三振の後、7回はきっちり犠打を決め、9回はレイノルズ投手の球を投手強襲の安打に。さらに植田選手と息を合わせた二盗まで決め、最後の最後に勝負の形を作りました。
大山選手は2打数無安打ながら、死球と四球で2度出塁しています。4番に入った重圧の中で、ボール球を見極める姿勢は崩れませんでした。伏見選手も、犠打・四球でつなぎながら、髙橋投手を108球で8回まで引っ張ったリードは高く評価できます。
投手
| 投手(勝敗・セーブ・通算成績付き) | 成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点) |
|---|---|
| 髙橋遥人(●、今CS1敗) | 8回・108球・5安打(1本塁打)・1四球・6奪三振・1失点 |
| 工藤泰成 | 1回・7球・0安打・0四球・1奪三振・0失点 |
髙橋投手は30人の打者に対して与四球1、許した長打は牧選手の本塁打だけでした。5回1死満塁を無失点で切り抜けるなど、内容は予測の「7回1失点」を上回るものです。打たれた1球も、2死走者なしからの一発で、失点はこの1点に限られています。9回の工藤投手も7球で三者凡退に抑え、最後の攻撃に流れを渡しました。投手陣は2試合で失点3と、DeNA打線を抑え込めている点は第3戦以降の大きな材料です。

8回2死や、あと1人で8回零封やったんや。牧はあの打席、初めから甘い球だけ待っとったらしい。100球を超えてもコースに投げ切っとったのに、最後に1球だけ浮いたんを一振りで持っていかれた。相手の4番級が一番ええスイングをした、それだけの話やで。遥人は次も絶対投げさせたってほしいわ。

9回の工藤投手、プロ2年目で甲子園のCSのマウンドに上がって、3人をあっさり片付けたんですよ!7球でテンポよく、ラストの攻撃にいいリズムを渡してくれました。それと髙寺選手のダブルスチール。あの大舞台で迷わずスタートを切れるのは、シーズン終盤から積み上げてきた自信の証拠だと思います。第3戦もスタメンで見たいです!
まとめと次戦への展望
この敗戦で、アドバンテージ1勝を含めた対戦成績は阪神の1勝2敗。日本シリーズ進出には残り最大4試合で3勝が必要となり、DeNAはあと2勝で突破という状況です。佐藤輝選手に続いて森下選手も脚の状態が心配される中、第3戦は明日10月16日(金)、同じく甲子園で行われます。予告先発は阪神が才木浩人投手、DeNAはルーキーの片山皓心投手です。片山投手とは初対戦となるため、序盤の攻略がカギになりそうですね。

2試合の阪神打線は無得点で、今日は5回から8回まで4イニング連続で無安打に抑えられています。一方、投手陣の2試合合計の失点は3です。点を取れれば勝てる投手力は数字にはっきり出ています。初対戦の片山投手には、球筋をまだ誰も見ていないという不利がありますが、1巡目に球数を投げさせることで継投を早める展開に持ち込めれば、勝機は十分にあると見ています。

テルもおらん、森下も心配や。せやけど甲子園の阪神はシーズンでも何度もこういう時に誰かが出てきたやろ。明日は才木や。ワシらは声を枯らすだけやで。大山、近本、ここから意地見せてくれや!

主力の離脱は痛いですけど、髙寺選手や前川選手、立石選手にはそのぶん打席が回ってきます。短期決戦で一本打てば、その一本がそのまま来季へのジャンプ台になるはずです。明日の甲子園、若い打者の初球からのスイングに注目ですね!

0対1の悔しさは、明日の才木投手にバトンタッチだよ。AIは明日も片山投手との初対戦をデータで丸裸にしていくから、予測記事をのぞいてから甲子園やテレビの前で一緒に声を出してね。3つ勝って、日本シリーズの切符をつかみにいこう!
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント