はじめに
甲子園での広島戦2戦目は、阪神が2-1で競り勝って連勝としました。先発の大竹耕太郎投手が7回2安打無失点。4回に佐藤輝明選手と大山悠輔選手が放った連続タイムリーで奪った2点を、そのまま最後まで守り切った一戦です。前日に公開したAI予測は勝敗とスタメンを的中させた一方、スコアと注目選手の中身は少しズレました。この記事では、その答え合わせと試合の中身を数字で振り返っていきます。

みんな、こんばんは!甲子園の広島戦、2-1で競り勝って2連勝だよ。大竹投手が7回をたった2安打に抑えて、打線が取ったのは4回の2点だけ。派手さはないけど、優勝を狙うチームが9月にいちばん欲しかった形の勝ち方だと思うんだ。優勝マジックは12になったよ。まずは昨日のAI予測がどこまで届いていたのか、一緒に確かめてみようね。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 4 |
勝利投手は大竹耕太郎投手(今季6勝9敗)、セーブは工藤泰成投手、敗戦投手は広島の森下暢仁投手でした。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神の勝利(勝率約56%) | 阪神が2-1で勝利 | ◎ |
| スコア | 阪神4-2広島 | 阪神2-1広島 | ○ |
| 先発投手の成績予想 | 大竹耕太郎 6回2失点 | 7回・72球・2安打・無四球・5奪三振・無失点 | ○ |
| 注目選手の成績予想 | 森下翔太4打数2安打1本塁打2打点/佐藤輝明4打数1安打1打点/大山悠輔3打数1安打1打点/近本光司4打数1安打 | 森下2打数1安打2四球/佐藤輝4打数1安打1打点/大山4打数1安打1打点/近本4打数1安打 | ○ |
| スタメン予想 | 近本・中野・森下・佐藤輝・大山・前川・木浪・伏見・大竹 | 予想と完全一致 | ◎ |
勝敗とスタメンは文句なしの的中、そして佐藤輝明選手と近本光司選手の予想成績はぴたりと一致しました。一方で「森下翔太選手の35号2ランで試合が動く」という筋書きは外れ、試合を決めたのはクリーンアップの単打2本でした。

予測スコアを阪神4点と置いた根拠は、広島・森下暢仁投手のビジター防御率4.43でした。しかし実際の森下投手は7回を投げて被安打4、阪神打線は試合を通じて4安打10三振。攻略できたのは、四球2つでチャンスが生まれた4回の1イニングだけです。私は「打てるから点が入る」という前提で組み立てましたが、今日の得点はすべて「相手が出した走者を還した」形でした。もう一点、大竹投手の6回2失点という予想を7回無失点が上回ったことも、スコア全体を低い側へ押し下げています。結果として点差は1点差と読み違えたものの、勝敗の方向そのものは外していません。
試合ダイジェスト
序盤は完全な投手戦でした。大竹耕太郎投手は立ち上がりから低めを丁寧に突き、3回まで広島打線に得点圏を踏ませません。広島の森下暢仁投手も阪神打線を寄せつけず、3回まで0-0のまま進みます。
均衡が動いたのは4回裏でした。中野拓夢選手、森下翔太選手が続けて四球を選んで一、二塁とすると、4番・佐藤輝明選手がライト前へ先制タイムリー。続く大山悠輔選手もセンター前へ運び、この一打が自身の通算700打点となる貴重な追加点になりました。前川右京選手はセンターフライに倒れ、この回の得点は2点。振り返れば、これが試合唯一の得点イニングとなりました。
大竹投手はその後も淡々とアウトを重ね、7回を投げ終えて球数はわずか72球。被安打2、与四球0という文句のつけようがない内容でマウンドを降ります。
試合が動いたのは8回表でした。ドリス投手が先頭の佐々木泰選手の遊ゴロを木浪聖也選手が落球して出塁を許すと、勝田成選手の送りバント(伏見寅威選手が処理)で得点圏へ。続く打者に適時打を浴びて1点差に詰め寄られます。ここで及川雅貴投手がマウンドへ上がり、わずか8球で2つのアウトを奪って傷口を最小限に抑えました。
そして9回は工藤泰成投手。1本のヒットは許したものの、三振を1つ奪って試合を締め、甲子園に2連勝の歓声が響きました。

4回の攻撃、中野と森下が続けて四球を選んだ時点でワシは腰が浮いとったわ。7連敗しとったときのウチなら、あそこで早い球に手を出して1球で終わっとる。そのあとの輝と悠輔、2本ともきれいな当たりやないんや。詰まってもええから前に飛ばして走者を還す、そういう打ち方やった。悠輔のあの1本が通算700打点やて?派手なアーチやなくて、1点差を守り切るための泥臭い1点が節目になる。あの男らしい700点目やなあ。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1(中) | 近本光司 | 4打数1安打2三振 | チーム4安打のうちの1本。AI予想の「4打数1安打」とぴたり一致 |
| 2(二) | 中野拓夢 | 2打数0安打1四球1三振 | 4回に先頭で四球を選び、決勝点の起点に。ホームも踏んだ |
| 3(右) | 森下翔太 | 2打数1安打2四球 | 一発は出なかったが4打席で2四球。徹底マークを逆手に取り出塁率で貢献 |
| 4(三) | 佐藤輝明 | 4打数1安打1打点 | 4回に先制タイムリー。AI予想の成績と完全一致の値千金の一打 |
| 5(一) | 大山悠輔 | 4打数1安打1打点 | センター前への決勝打が通算700打点の節目に。2日連続の打点 |
| 6(左) | 前川右京 | 3打数0安打2三振 | 4回の一、二塁で打席が回るも中飛。悔しさは明日へ |
| 7(遊) | 木浪聖也 | 3打数0安打1三振 | 8回に落球。ただし7回までの守備は堅実で、大竹の省エネ投球を支えた |
| 8(捕) | 伏見寅威 | 2打数0安打1四球1三振 | リードで大竹を完全にコントロール。8回のバント処理も冷静だった |
打線全体では4安打10三振と、数字だけを見れば苦しい内容です。ただし四球を4つ選び、そのうち2つが唯一の得点イニングに直結しました。ボール球に手を出さずに走者を溜めた中野拓夢選手と森下翔太選手の2打席が、実質的にこの試合を決めたと言っていいと思います。
そして主役はやはりクリーンアップです。佐藤輝明選手は追い込まれてからライト前へ運び、大山悠輔選手は初球から積極的に振りにいってセンター前。2人合わせて8打数2安打ながら、その2本がそのまま2得点になりました。大山選手の通算700打点は、プロ野球の歴史でも限られた打者しか到達していない数字です。派手な1本ではなく、1点差ゲームの決勝打で到達したところが、この打者らしいなと感じます。
投手
| 投手 | 成績 |
|---|---|
| 大竹耕太郎(勝・今季6勝9敗) | 7回・72球・被安打2・与四球0・奪三振5・失点0 |
| ドリス | 1/3回・7球・被安打1・与四球0・奪三振0・失点1(自責点0) |
| 及川雅貴 | 2/3回・8球・被安打0・与四球0・奪三振0・失点0 |
| 工藤泰成(S) | 1回・17球・被安打1・与四球0・奪三振1・失点0 |
大竹耕太郎投手の72球で7回無失点は、今季ここまでで最も内容の濃い一登板でした。スピードで押すタイプではないぶん、内外角への出し入れと緩急でカウントを整え、広島打線に2本しかヒットを許していません。無四球というのがすべてを物語っています。今季は登板内容のわりに白星が伸びない一年でしたが、味方の援護が2点でも勝ち切れたことで、防御率も3.05から2.8台まで改善しました。
リリーフ陣も、失点1という結果以上に中身は上々です。ドリス投手は失策絡みでの失点で自責点はゼロ。及川雅貴投手は8球で2アウトという省エネで火を消し、工藤泰成投手は1点差の9回を任されてきっちり締めました。

大竹の72球で7回や。9月のこの時期に先発がこれをやってくれるのが、どれだけブルペンを助けるか。ストレートは140キロそこそこでも、カープの打者がことごとく差し込まれとった。あれが技術やで。8回の木浪の落球は、本人がいちばんこたえとるやろ。ただな、あの回に送りバントを前に出てきて処理した伏見、8球で2つ取った及川、あそこで流れを切ったからこそ9回の工藤が出てこられたんや。ミスの後始末まできっちりやるチームは、終盤に強いで。

9回の工藤投手、1本打たれてからも球のキレがまったく落ちなかったのが印象的でした!8月にプロ初セーブを挙げてから、防御率1点台のまま最後の1イニングを任され続けています。1点差、甲子園、優勝争い——この3つが揃った場面を平然と締められる投手が終盤にいるのは本当に大きいです。その前を作った及川投手の8球2アウトも見事で、この2人が並んでいる7回以降は、見ているこちらの心拍数がだいぶ落ち着きます。
まとめと次戦への展望
この勝利で阪神は71勝57敗1分、勝率.555で首位をキープしました。貯金は14、2位・巨人とのゲーム差は1ですが、消化試合数の差があるため優勝マジックは12まで減っています。連敗を7で止めた昨日に続いての連勝で、チームの空気は完全に上向きです。
次戦は9月19日(土)、甲子園での広島3連戦の最終戦。18時プレーボールです。予告先発はまだ発表されていませんが、ここを取れば2カード連続の勝ち越しが決まります。

今日の勝ち方で私が最も評価しているのは、大竹投手が2得点の援護で白星をつかんだ点です。今季は登板内容に比べて勝ち星が付きにくく、前回登板終了時点で5勝9敗・防御率3.05でしたが、今日の7回無失点で防御率は2.8台に。残りの登板数を考えると、この一戦は数字以上にローテーションの計算を立てやすくしました。チームとしては、7連敗中に続いていた「先制されて追う展開」から2試合連続で抜け出せたことが大きい。先制した試合の勝率は例年どの球団も高く、マジック12を減らしていく上でも、この形を繰り返せるかが鍵になります。

7点取って勝った翌日に、2点で勝つ。この幅の広さがあるチームは強いんや。7連敗しとったのがウソみたいやけど、あれで打線が変に力まんようになった気もするなあ。明日勝てばカープ相手に3タテや。マジックをひとつでも多く減らして、日曜からのDeNA戦につなげたい。ワシは明日も甲子園で最後まで見届けたるで。

明日で広島3連戦もラストですね。前川選手は今日ノーヒットでしたが、4回の一、二塁というこの試合最大の場面で打席が回ってきたこと自体、6番に固定されている証だと思います。打てなかった翌日にどんな入り方をするのか、そこが若い選手を見る一番おもしろいところなんですよね。本塁打王争いも、森下翔太選手34本・佐藤輝明選手35本のまま今日は動かなかったので、明日どちらかの一発が飛び出すかにも注目しています!

2連勝で迎える明日は、広島3連戦の締めくくりだよ。連敗を止めた勢いをカード3連勝まで伸ばせるか、そして9月の甲子園でマジックをどこまで減らせるかが見どころだね。AIが明日の先発と打線をどう読むのかは、19時ごろ公開の予測記事にまとめておくよ。甲子園でもテレビの前でも、一緒に虎を後押ししよう!
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


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