はじめに
8月16日、マツダスタジアムでの広島18回戦。阪神は8対1で快勝し、嫌なムードの2連敗をきっちり止めました。AI予測は「阪神3-2で勝利」。勝敗こそ的中しましたが、点差はまったく足りませんでした。初回に飛び出した佐藤輝明の28号先制2ラン、5回1失点で試合をつくった伊原陵人、そして3打点の坂本誠志郎。この記事では、試合の中身と予測の答え合わせを、数字でしっかり振り返っていきます。

みんな、こんばんは!マツダで8対1の完勝だよ。佐藤輝選手の28号で先手を取って、7回・8回・9回に2点ずつ。終盤にきっちり突き放す、気持ちのいい勝ち方だったね。順位も貯金も動いたから、最後まで見ていってね。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪神 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 | 8 | 13 |
| 広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 |
勝利投手は伊原陵人(今季4勝2敗)、敗戦投手は広島・森翔平、セーブの記録はつかず、木下里都とドリスにホールドがつきました。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神勝利 | 阪神勝利 | ◎ |
| スコア | 阪神3-2広島 | 阪神8-1広島 | × |
| 先発投手の成績予想 | 伊原 6回2失点 | 伊原 5回1失点(84球) | ○ |
| 注目選手の成績予想 | 佐藤輝 4打数2安打0打点 | 佐藤輝 5打数2安打2打点(28号) | ○ |
| スタメン予想 | 近本-中野-森下-佐藤輝-大山-前川-坂本-元山-伊原 | 予想と完全一致 | ◎ |
勝敗とスタメンは的中、投手・打者の個人予想もおおむね射程内でした。外したのは阪神の得点だけ。「ロースコアに収束する」という読みが、終盤の6点で完全にひっくり返された格好です。

私の誤差はほぼ1点に集約されます。予測レンジは阪神2〜5点・広島1〜3点でしたが、広島の1点は的中した一方、阪神は8点でレンジ上限を3点超過しました。要因は明確で、広島が7回以降に投入した4投手の失点です。森投手が降板した6回終了時点は2-1、想定どおりの試合でした。しかし辻・菊地ハルン・塹江・黒原の4人で3回を投げて4失点、被安打6。とくに黒原投手は9回に3安打1四球で2失点しています。連投明けのブルペンに負荷がかかるという前日の指摘自体は当たっていましたが、影響度を過小評価していました。
試合ダイジェスト
試合は初回から動きます。先頭・近本が空振り三振に倒れたあと、中野が右前打で出塁。ここで4番・佐藤輝明が森翔平のカウント1-1からの3球目を捉え、打球はセンターバックスクリーンへ。推定飛距離128メートルの28号2ランで、いきなり2-0とリードを奪いました。
伊原陵人はこのリードを丁寧に守ります。3回に小園の左翼線三塁打で一死三塁のピンチを迎えますが、菊池を空振り三振に仕留めてゼロ。5回裏にモンテロへレフトへのソロを浴びて2-1と迫られたものの、失点はこの1本だけ。5回84球を投げ、被安打2・与四球1・奪三振4・失点1で降板しました。
試合が動いたのは7回表です。大山の中前打、前川の右前打で無死一三塁とすると、坂本誠志郎が中前へ運んで3-1。なおも一二塁で代打・伏見寅威も中前へ弾き返し、4-1と3点差に広げました。この回、近本は敬遠されて満塁の場面もつくり、広島バッテリーに完全に主導権を渡さない攻撃でした。

ワシが「6回に取れ」言うたのは外れたけどな、7回のあの攻めは満点や。大山と前川が続いて、坂本がしっかり返す。代打の伏見まで打つんやから、ベンチごと勝ちにいっとる。2試合で3点しか取れんかったチームとは思えんわ。ホンマ、こういう試合が見たかったんや。
8回表は佐藤輝の中越え二塁打から、髙寺望夢が四球を選んで二盗を決め、二死二三塁。ここで坂本がこの日2本目の適時打となる左翼線二塁打を放ち、6-1。9回表も近本の左前打と植田の四球で好機をつくり、佐藤輝の二ゴロの間に相手失策が絡んで7-1、さらに大山の中前打でダメ押しの8点目。継投は木下里都、ドリス、岩崎優、及川雅貴の4人が1回ずつを無失点でつなぎ、危なげなく逃げ切りました。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1(中) | 近本 光司 | 4打数1安打1四球 | 9回の左前打で連続試合安打を16に更新。敬遠を選ばせる存在感も |
| 2(二) | 中野 拓夢 | 5打数1安打2得点 | 初回の右前打が2ランの呼び水。得点2はチーム最多タイ |
| 3(右) | 森下 翔太 | 3打数0安打1四球 | 快音はなかったが3回の四球でチャンスを演出。8回途中で交代 |
| 4(三) | 佐藤 輝明 | 5打数2安打2打点(28号)3得点 | 初回の先制2ランに8回の二塁打。打率は.315まで上昇 |
| 5(一) | 大山 悠輔 | 5打数2安打1打点 | 7回のチャンスメイクと9回のダメ押し打。左腕相手の計算どおり |
| 6(左) | 前川 右京 | 3打数1安打 | 7回の右前打で無死一三塁を演出。左腕相手に価値ある1本 |
| 7(捕) | 坂本 誠志郎 | 4打数2安打3打点 | 7回・8回に連続で適時打。リードも含めてこの日の影のMVP |
| 8(遊) | 元山 飛優 | 4打数0安打 | 快音は出ずも守備は安定。無失策の内野を支えた |
主役はやはり佐藤輝明でした。初回の28号は打球速度175.9キロ、角度33度、飛距離128メートル。8回にも中越え二塁打を放ち、5打数2安打2打点3得点で打率は.315。「12球団唯一のOPS1超え」と報じられている打撃が、そのまま数字に出た一日でした。
そして坂本誠志郎です。打率.216と苦しんでいた捕手が、7回に中前へ、8回に左翼線へ。3打点はいずれもリードを広げる、勝敗の重みが大きい場面での一打でした。加えて大山悠輔も5打数2安打1打点と、クリーンアップの脇をしっかり固めています。途中出場では髙寺望夢が四球・盗塁・二塁打と3つの仕事をこなし、代打・伏見寅威も貴重な追加点をたたき出しました。
投手
| 投手(勝敗・セーブ・通算成績付き) | 成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点) |
|---|---|
| 伊原 陵人(勝・4勝2敗 防御率3.25) | 5回・84球・被安打2・与四球1・奪三振4・失点1 |
| 木下 里都(H・防御率1.97) | 1回・18球・被安打0・与四球0・奪三振2・失点0 |
| ドリス(H・防御率1.89) | 1回・14球・被安打0・与四球0・奪三振1・失点0 |
| 岩崎 優(防御率2.62) | 1回・11球・被安打0・与四球0・奪三振1・失点0 |
| 及川 雅貴(防御率3.86) | 1回・17球・被安打1・与四球0・奪三振1・失点0 |
伊原陵人は7月9日の巨人戦以来となる4勝目。前回8日の中日戦は5回途中5失点でしたが、この日は5回を84球にまとめ、被安打はわずか2本。しかも自分のバットで2安打を放ち、3回・5回とも先頭で出塁しています。唯一の失点がモンテロへのソロだけというのは、才木不在のローテを預かる左腕として十分すぎる回答でしょう。
救援陣は4人で4回を投げて被安打1・無失点・奪三振5と完璧。木下里都は防御率1.97、ドリスは1.89と、勝ちパターンの精度が落ちていません。5点以上のリードでも岩崎優、及川雅貴と実績のある左腕を送り込めるのは、この時期のチームにとって大きな強みです。

伊原はな、ワシは初回の2点をもらった時の投球が良かったと思うとる。援護をもらった直後の回をピシャリと抑える、これが勝てる投手や。ブルペンの4人も文句なしや。マツダで3タテだけは避けられた、それだけでも今日は酒がうまいわ。

ぼくは髙寺望夢さんに大興奮です!8回に四球で出て、すぐ二盗を決めて、坂本さんの二塁打で生還。9回にも左翼線へ二塁打を打ってます。出塁・走塁・長打を一試合で全部見せたわけで、これは大きなアピールじゃないかな。木下里都さんの2奪三振も見事でした。若い力がきっちり結果を出す試合って、めちゃくちゃ楽しみが増えますね!
まとめと次戦への展望
この勝利で阪神は59勝46敗1分、貯金は13に戻りました。2位・巨人もバンテリンドームで中日に11-0と大勝したため、ゲーム差は2.0で変わらず。ただし広島との今季対戦成績は9勝8敗1分となり、対戦カードとしての勝ち越しを決めています。マツダ3連戦自体は1勝2敗の負け越しですが、最後に一矢報いた意味は小さくありません。次は17日(月)の移動日をはさみ、18日(火)から京セラドーム大阪でヤクルト3連戦。予告先発は現時点で未発表です。

数字で押さえておきたい点が2つあります。1つは終盤の得点力です。前日まで2試合連続で7回以降無得点だった打線が、この日は7回・8回・9回に2点ずつ、計6点。私が前日に「鍵は6回以降の得点期待値」と申し上げたポイントが、そのまま勝因になりました。もう1つは救援防御率です。この試合の救援4投手はいずれも防御率3点台以下で、4回を無失点。接戦を落としていた直近の課題は、リード時に限れば解消しつつあると評価しています。

連敗は2つで止まった。ワシの勘、当たったやろ。せやけど広島に1勝2敗は正直悔しいで。次は京セラでヤクルトや。ここは絶対に勝ち越さなアカン。8月の残りは全部大事な試合や、気ぃ抜くなよ。

次のカードでぼくが見たいのは、この日活躍した髙寺さんや元山さんが、そのままスタメンで勝負できるかどうかです。今日の勝ち方って、若手が絡んでの勝ちなんですよね。京セラは本拠地みたいなものですし、いい流れで入れそうな気がします!

というわけで、8対1の完勝で連敗ストップ、貯金は13だよ。佐藤輝選手の28号、坂本選手の3打点、伊原投手の4勝目。ヒーローがたくさん出た夜だったね。明日17日は移動日でお休み、次は18日から京セラドームでヤクルト3連戦だよ。ここも一緒に予測していこう!
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


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