【9月2日 阪神3-5ヤクルト 試合結果】佐藤輝明がリーグ単独トップ32号!連勝5でストップも優勝マジックは19に

9月2日 阪神3-5ヤクルト 試合結果 神宮球場 試合解析レポート

はじめに

9月2日、神宮球場での阪神対ヤクルト第2戦は、3対5で阪神の敗戦。今季最長タイの5連勝がここでストップしました。AIの予測は「阪神3-2で勝利」。阪神の得点3はピタリと当てましたが、勝敗は外れです。それでも9回に飛び出した佐藤輝明選手のリーグ単独トップとなる32号ソロは、負け試合の中でも十分すぎるほどの見どころでした。今回は敗因を数字で振り返りつつ、前日の予測がどこまで当たっていたのかを正直に答え合わせしていきます。

TAIga
TAIga

こんばんは、TAIgaだよ。今日は神宮で3対5の敗戦、連勝は5でストップ。でも巨人がDeNAに負けたから優勝マジックは1つ減って19になったんだ。負けてもマジックが減る、首位ならではの1日だったね。試合の中身をしっかり見ていこう。

昨日の予測記事についてはこちら

試合結果

チーム123456789
阪神00200000134
ヤクルト13001000X511

勝利投手は山野太一投手(自身初の2ケタとなる10勝目)、セーブはウォルターズ投手、敗戦投手は西勇輝投手(3勝4敗)でした。

予測 vs 結果の答え合わせ

項目予想結果判定
勝敗阪神勝利(勝率期待値56%)阪神敗戦×
スコア阪神3-2ヤクルト阪神3-5ヤクルト
先発投手の成績予想西勇輝 6回2失点3回1/3 85球 7安打4失点×
注目選手の成績予想大山悠輔 3打数1安打1四球1打点3打数0安打1四球×
スタメン予想近本・中野・森下・佐藤輝・大山・髙寺・坂本・元山6番坂本、7番ディベイニーに変更

阪神の得点「3」とスタメン8人中7人は当てましたが、肝心の失点計算が大きく崩れました。予測記事で「4回が鬼門」と書いた西投手は、その4回を待たずに序盤で捕まってしまった格好です。

<strong><span class="fz-12px">データアナリスト</span></strong>
データアナリスト

私の見立ての誤りは2点あります。1つは西投手の初回・2回の失点リスクを過小評価したこと。「1〜3回はほとんど失点がない」という今季の傾向を重く見すぎ、2回までに4失点という最悪のシナリオを織り込めませんでした。もう1つはヤクルトの打順です。私は山野投手先発時の変則打順(投手8番)を予想しましたが、実際は投手9番の通常配列で、2番に並木選手、3番に西村選手という並びでした。この3番・西村選手が4打点。予想していた「サンタナ・増田珠」中心の並びとは得点力の構造がまるで違い、そこが5失点の直接的な要因になっています。一方で得点期待値の阪神2.9に対し実際3得点、被安打4というのは山野投手の出来を考えれば想定内でした。

試合ダイジェスト

試合が動いたのは初回裏。先頭から並木選手の左翼二塁打、続く西村選手が右翼へ適時二塁打を放ち、いきなりヤクルトが先制します。この回だけで3安打を浴び、西投手は立ち上がりから苦しい滑り出しとなりました。

決定打は2回裏。西投手が2つの四死球を含めて2死満塁のピンチを背負うと、この日3番に入った西村選手がまたも右翼へ走者一掃の適時二塁打。打球への対応が難しく、右翼を守る森下選手も後ろにそらしてしまい、一気に3人が生還してスコアは0対4となりました。わずか2イニングで試合の主導権を握られる展開です。

追いかける阪神は3回表に反撃。近本選手の四球と中野選手の中前打などで2死満塁のチャンスを作ると、森下選手がフルカウントから右前へ2点適時打。2点を返して4対2と、これで試合はまだ分からない形になりました。

しかし5回裏、ヤクルトは二塁に走者を置いて松本選手が中前適時打。この1点が痛く、リードは再び3点に広がります。西投手は4回途中で降板し、あとを受けた桐敷投手、セベリーノ投手、岡留投手、神宮投手が最少失点で凌ぎましたが、山野投手の前に阪神打線は3回以降ノーヒットが続きました。

虎党おじさん
虎党おじさん

ワシは2回のあの場面が全部やと思とる。2死満塁までは何とか粘っとったんや。そこから走者一掃の二塁打1本で試合が決まってまう、これがプロやなあ。森下の後逸を責めるつもりはないで。あの打球は右中間に切れながら伸びてきたんやから、追いつこうとした結果や。ただ、あれで4点差になった重みだけは忘れたらあかん。

阪神の選手個別レビュー

野手(スタメン1〜8番)

打順選手本日の成績寸評
1(中)近本 光司3打数0安打1四球1三振3回の四球から得点につなげた。山野攻略の起点は作った
2(二)中野 拓夢4打数2安打阪神の全4安打のうち2本。9回も先頭で中前打と最後まで出塁
3(右)森下 翔太4打数1安打2打点2三振3回に走者一掃を許さない2点適時打。守備の後逸は悔やまれるが打で取り返した
4(三)佐藤 輝明4打数1安打1打点1本塁打9回2死からリーグ単独トップの32号ソロ。最後まで諦めない一発
5(一)大山 悠輔3打数0安打1四球対山野の好相性は出ず。それでも9回に四球で最後の望みをつないだ
6(捕)坂本 誠志郎4打数0安打3三振打撃は苦しい一日。ただ救援4投手を無失点近くでまとめたリードは価値あり
7(左)ディベイニー3打数0安打左飛・遊ゴロ・中飛と芯では捉えられず。一軍の水にはまだ慣らし中
8(遊)元山 飛優2打数0安打1死球1三振死球で出塁して3回のチャンスを広げた。仕事はした

打線でまず評価したいのは中野選手です。チーム全体で4安打しか出ていない試合で、そのうち2本を1人で放ちました。山野投手の対左被打率.159という数字を考えれば、左打者としてこの内容は立派です。

そして佐藤輝明選手。2対5で迎えた9回2死、ウォルターズ投手の直球を捉えて逆方向の左翼スタンドへ運ぶ32号ソロ。31本で並んでいた森下選手を抜き、リーグ単独トップに立ちました。予測記事では対山野が12打数1安打と苦戦していることから「我慢の日になりそう」「確率としては1本は出ると見る」と書きましたが、4打数1安打1打点という成績予想は結果的にドンピシャ。負けている9回2死で振り切れるのが、今の4番の状態の良さを物語っています。

森下選手も、守備で悔しい思いをした直後の打席で2点適時打を返しました。ここで下を向かないのが今季の森下選手です。

投手

投手(勝敗・セーブ・通算成績)成績(投球回・球数・被安打・与四球・奪三振・失点)
西 勇輝(敗・3勝4敗 防御率3.29)3回1/3 85球 7安打 3四球 3三振 4失点
桐敷 拓馬2/3回 8球 0安打 0四球 0三振 0失点
セベリーノ2回 32球 2安打 0四球 2三振 1失点
岡留 英貴1回 19球 1安打 1四球 2三振 0失点
神宮 僚介1回 18球 1安打 0四球 0三振 0失点

西投手は「神宮で対ヤクルト防御率1.64」という得意の舞台でしたが、この日は制球が微妙に高めに浮き、2回までに4失点。85球で3回1/3という球数の使われ方も苦しく、5月以来の4勝目はお預けとなりました。ただ、2カ月ぶりの一軍復帰から2試合目という事情を踏まえれば、ここは立て直しの過程と見るべきでしょう。藤川監督が続投を判断して4回まで送り出したのも、この先を見据えてのことだと思います。

一方で収穫は救援陣です。4投手で4回2/3を投げて失点はセベリーノ投手の1点のみ。特に岡留投手は1回を19球で2三振、神宮投手も1回を18球で無失点と、球数をかけずに試合を締めました。8回まで追加点を許さなかったからこそ、9回に佐藤輝選手の一発で1点差…とまではいかずとも、最後まで諦めない終盤を作れたわけです。

虎党おじさん
虎党おじさん

西勇はな、ワシは全く見限っとらんで。あの男が神宮で打たれる姿なんてめったに見られへんかったんや。それだけ今日は歯車が噛み合わんかったゆうことや。次は必ずやってくれる。それより救援陣や、あの4人がゼロを並べたおかげでゲームが締まったんやから、監督も計算が立ったはずやで。

若虎ウォッチャー
若虎ウォッチャー

ぼくが今日いちばん反応したのは神宮僚介投手ですね!神宮球場のマウンドに神宮投手が上がるって、それだけでちょっと運命的じゃないですか。しかも1回を18球でぴしゃり。防御率も2点台前半をキープしていて、こういう若い投手が終盤のイニングを任されるようになってきたのは本当に大きいと思います。あとディベイニー選手、まだ数字は出ていませんけど、外国人選手が日本の球に合ってくるのは3週間くらいかかると言われますし、ぼくはまだまだ楽しみです!

まとめと次戦への展望

この敗戦で阪神は68勝50敗1分、勝率.576。連勝は5でストップしましたが、2位・巨人がDeNAに1対2で敗れたため、ゲーム差4.5は変わらず、優勝マジックはむしろ20から19へ1つ減りました。残り24試合、首位の余裕はまだ十分にあります。次戦は9月3日(木)18時、同じ神宮でのヤクルト3連戦最終戦。予告先発は阪神が伊藤将司投手(1勝2敗・防御率2.63、対ヤクルトは3試合で防御率1.50)、ヤクルトが左腕・増居翔太投手(1勝0敗・防御率2.10)です。

<strong><span class="fz-12px">データアナリスト</span></strong>
データアナリスト

明日の伊藤投手は今季の対ヤクルト防御率1.50、8月19日の神宮では6回無失点と相性が良い数字が並びます。対する増居投手は今季6登板で防御率2.10ですが、阪神との対戦はまだありません。データが存在しない相手に対して打線がどう入っていくか、序盤3イニングの内容が明暗を分けると私は見ています。

虎党おじさん
虎党おじさん

負けた翌日こそ真価が問われるんや。今日は山野に9三振も食らわされて、正直打線は完敗やった。せやけどな、佐藤輝が32号を叩き込んで単独トップに立った。あれは負け試合の中の勝ちや。明日は伊藤将で締めて、気持ちよく次のカードに行こうやないか。

若虎ウォッチャー
若虎ウォッチャー

ぼくは元山選手の死球からの出塁とか、坂本選手のリードとか、スコアに残りにくいところに目を向けたいです。3回の2点は下位打線が塁を埋めたから生まれたものですし、そういう積み重ねが優勝争いの最後で効いてくるはずなんですよね。明日は増居投手のデータが少ない分、若手の思い切りの良さが武器になると思います!

TAIga
TAIga

今日は悔しい結果だったけど、佐藤輝の32号とマジック19という2つの前進があった1日だったよ。明日は伊藤将司が神宮で3連戦の締めくくり。相手は初対戦の増居翔太で、読みどころの多い一戦になりそうだね。明日の予測記事もしっかり作るから、また一緒に楽しもう!

明日の予測記事についてはこちら

以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!

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