はじめに
甲子園での首位攻防3連戦、その最終戦を阪神が3対1で制し、巨人を相手に3タテを達成しました。そして今回の予測スコアは「阪神3-1巨人」。勝敗どころか点差まで一致する、めったにない完全的中です。ここでは試合の流れを追いながら、予測がどこまで当たって、どこが外れたのかを正直に検証していきます。

みんな、こんばんは!甲子園で巨人を3対1で下して首位攻防戦3タテ、優勝マジックは21まで減ったよ。16日ぶりに戻ってきた才木投手が6回無失点で今季8勝目、しかも巨人戦11連勝はNPBのタイ記録なんだ。予測スコアもピタリ当たったから、今日はいつも以上にじっくり答え合わせしていくね。
試合結果
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 8 |
| 阪神 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 7 |
勝利投手は才木浩人(今季8勝目)、セーブは工藤泰成、敗戦投手は巨人・小笠原慎之介でした。
予測 vs 結果の答え合わせ
| 項目 | 予想 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 勝敗 | 阪神勝利 | 阪神勝利 | ◎ |
| スコア | 阪神3-1巨人 | 阪神3-1巨人 | ◎ |
| 先発投手の成績予想 | 才木 7回1失点 | 才木 6回103球・被安打5・5奪三振・無失点 | ○ |
| 注目選手の成績予想 | 佐藤輝明 4打数2安打1本塁打2打点 | 佐藤輝明 3打数0安打(死球1) | × |
| スタメン予想 | 近本・中野・大山・佐藤輝・前川・髙寺・坂本・元山・才木 | 起用9人は完全一致。3番と4番、6番と7番が入れ替わり | ○ |
スコアと勝敗が完全に当たった一方で、中身はかなり違いました。得点したのは予想の5回ではなく3回、失点したのは才木ではなく9回のクローザー。「3-1」という結果だけが偶然重なったわけではなく、ロースコアで決着するという読み自体は正しかったと言えます。

私は差分を3点に整理しています。第一に、決勝点の出どころ。予想では佐藤輝選手の一発を軸に3点としましたが、実際は下位打線の出塁からの連鎖でした。第二に、才木投手の内容。6回103球で無失点は予想を上回りますが、被安打5・与四球2で走者を背負い続けた点は「7回まで」という想定を外した要因です。第三に、失点イニング。7回に才木投手が1点を失う想定でしたが、実際は9回の1点で、これは4連投の疲労が反映された数字と評価しています。
試合ダイジェスト
2回まではまさに予想どおりの投手戦でした。才木は初回から走者を背負いながらもフォークで空振りを奪い、小笠原も阪神打線に的を絞らせません。
試合が動いたのは3回裏。先頭の髙寺望夢が左前打で出塁すると、元山飛優がフルカウントから粘って四球を選び無死一二塁。ここで9番の才木自身が投手強襲の内野安打を放ち、無死満塁の絶好機を作ります。1番・近本光司の打球はセンターへの飛球ながら三塁走者が生還して1点先制。続く近本の二盗で1死二三塁とすると、2番・中野拓夢がフルカウントからセンター前へ2点タイムリー。わずか1イニングで3点を奪いました。
以降は投手戦に逆戻り。阪神打線も4回以降は小笠原、森田、堀田、中川、田中瑛の継投に抑えられ追加点は奪えませんでしたが、才木、及川雅貴、岩崎優と3人でリレーして8回まで無失点。9回表、工藤泰成が2死満塁のピンチを招き、浦田俊輔に左前適時打を許して3-1となりましたが、最後は後続を断ち切って試合終了となりました。

ワシが唸ったんは3回の元山や。あのフルカウントで安易に振らんと、しっかりファールで粘ってボール球を見極めた。あの一球があったから満塁になって、近本と中野のバットで3点入ったんやで。派手さはないけど、ホンマにええ野球やった。首位攻防戦で3つ全部持っていくなんて、何年ぶりの気分やろな。
阪神の選手個別レビュー
野手(スタメン1〜8番)
| 打順 | 選手 | 本日の成績 | 寸評 |
|---|---|---|---|
| 1(中) | 近本 光司 | 3打数1安打1打点1四球1盗塁1得点 | 先制打はセンターゴロ扱いも打点は打点。盗塁で好機も拡大 |
| 2(二) | 中野 拓夢 | 4打数2安打2打点 | 決勝の2点タイムリーを含むマルチ安打。守備でも好プレー |
| 3(三) | 佐藤 輝明 | 3打数0安打1死球 | ノーヒットも死球で出塁。手首付近への一球は心配 |
| 4(一) | 大山 悠輔 | 4打数1安打(二塁打1) | 7回の右中間二塁打は快音。追加点にはつながらず |
| 5(左) | 前川 右京 | 4打数0安打 | 森下不在の穴を埋めきれず。6回無死二塁の場面は課題 |
| 6(捕) | 坂本 誠志郎 | 4打数1安打 | 才木を6回無失点でリード。配球面での貢献が大きい一戦 |
| 7(右) | 髙寺 望夢 | 3打数1安打1四球1得点 | 3回の先頭打者としての左前打が3点のスタート地点 |
| 8(遊) | 元山 飛優 | 2打数0安打1四球1得点 | 安打はなくても値千金の四球。出塁率の高さが光る |
殊勲は間違いなく中野拓夢です。相手捕手が負傷交代した直後の集中力を切らさず、フルカウントからセンター右へ運んだ2点打がそのまま決勝打になりました。犠打だけでなく、走者を置いた場面での勝負強さも今季は数字に表れています。
近本光司は打点こそセンターゴロによるものでしたが、その後の二盗でチャンスを広げ、この盗塁でプロ1年目から8年連続の二桁盗塁に到達しました。地味に見えて、記録として積み上がっていることの価値は大きいと思います。
そして下位打線。髙寺の安打、元山の四球、才木の内野安打という3つのつながりがなければ、この試合は0-1で落としていた可能性すらありました。上位に頼らず点が取れた、という事実がこの3タテの本質だと思います。
投手
| 投手 | 成績 |
|---|---|
| 才木 浩人(勝・今季8勝5敗/防御率2.63) | 6回・103球・被安打5・与四球2・5奪三振・無失点 |
| 及川 雅貴(H・防御率3.55) | 1回・14球・被安打1・与四球0・2奪三振・無失点 |
| 岩崎 優(H・防御率2.72) | 1回・10球・被安打0・与四球0・0奪三振・無失点 |
| 工藤 泰成(S・防御率1.13) | 1回・25球・被安打2・与四球2・1奪三振・1失点 |
才木浩人は16日ぶりの1軍マウンドで6回103球を投げ切り、無失点。被安打5・与四球2と決して楽な内容ではなく、序盤は毎回のように得点圏に走者を背負いましたが、そこから空振りを奪い切るのがこの投手の凄みです。この勝利で巨人戦の連勝は11に伸び、1962〜63年の権藤博さん(中日)に並ぶNPBタイ記録となりました。63年ぶりの到達です。
救援陣では、及川雅貴が7回を2奪三振の無失点。岩崎優は8回を10球で三者凡退と、勝ちパターンから外れていた時期を感じさせない省エネ投球でした。工藤泰成は4連投4連続セーブ。さすがに疲れが見え、無死一二塁から1点を失いましたが、そこからギアを上げて締めたあたりは、さすが守護神といったところでしょうか。

才木はな、内容だけ見たら決して良うなかったで。直球が高う抜ける場面も多かったし、四球を出した相手も出したらアカン打者やった。それでもピンチで三振取れるんが才木や。10球で終わらせた岩崎も見事やった。あの落ち着きは伊達に長いことやっとらんな。

ぼくが痺れたのは工藤選手の9回ですね!4連投で、無死一二塁のピンチで、それでも最速161キロを叩き出すってちょっと現実離れしてます。防御率1.13という数字も含めて、もう完全にクローザーの顔になってますよね。まだシーズンは残ってるので、使いすぎだけが心配ですけど、この夏でひとつ階段を上ったんじゃないかなと思います。
まとめと次戦への展望
首位攻防戦を3連勝で終え、阪神は67勝49敗1分。貯金は今季最多の18に到達し、2位・巨人とのゲーム差は4.5、優勝マジックは21まで減りました。巨人にとっては阪神戦7連敗で、球団としては89年ぶりのワーストタイという苦しい数字になっています。
31日(月)は移動日で試合なし。次戦は9月1日(火)18時から、神宮でヤクルトとの3連戦初戦です。裏ローテでの戦いになるため、投手陣のやりくりが焦点になります。

数字を整理します。この3連戦、阪神は27イニングで巨人打線を3失点に抑え、逆に11得点。投手力で押し切った勝ち方です。一方で、この3タテでもゲーム差は3.5から4.5にしか広がっていません。残り試合数を考えれば十分に優位ではありますが、神宮は本塁打の出やすい球場です。投手戦に持ち込めない前提で、打線がどれだけ点を積めるかが次のカードの分岐点になると見ています。

ワシは正直、3回の3点だけで勝ってしまうとは思わんかった。守り勝てるチームになったってことやな。ただ、森下がおらんのは相当痛い。神宮みたいな狭い球場で打ち合いになったとき、あの右の長打がないのは効いてくる。1日休んで、火曜には元気な顔を見せてほしいわ。

ぼくは元山選手と髙寺選手のコンビに未来を感じました!今日の3点、きっかけを作ったのは二人ですからね。優勝争いの真っ只中、しかも巨人相手の甲子園という場面で仕事ができたって、経験値としてはとんでもない財産だと思うんです。神宮でもこの二人が下位で塁に出続けたら、打線は相当こわいですよ。

予測スコア3-1がそのまま結果になった一日だったね。得点した回も失点した回も違ったけど、「ロースコアで阪神が勝つ」という骨格は当たっていたよ。次は9月1日、舞台を神宮に移してヤクルトとの3連戦。誰が先発マウンドに立つのか、そして森下選手は戻ってくるのか。次回の予測記事で、また一緒に考えていこうね。
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!


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